地元へは一生帰らないという人の心理とは

最終更新日:2017年7月3日

地元が落ち着くという人もいますが、中には地元に対して複雑な感情を持っている人もいます。

「地元には一生帰らない」という人の心理には、どのようなものがあるのでしょうか。

故郷でもある地元という場所が、決して心地よい場所とは限らないのです。

1.自分の家族や親戚との関係性が悪い

地元には一生帰らないという人の心理には、家族や親戚が関係していることがあります。

自分の親兄弟や親戚一同との関係性が悪い場合は、地元に帰ろうという気にはならないからです。

地元に親兄弟がいるのにも関わらず「もう地元には帰らない」と考えている人は、親や兄弟と仲が悪いことが考えられます。

その為、地元に帰っても受け入れてもらえるとは思えず、もう地元には一生返らなくていいと思ってしまいます。

子供の頃から親かラ暴力を振るわれたり、ろくに世話をしてもらえなかったりすると、親であっても決して「会いたい」と思うことはないのです。

むしろ、顔を合わせることによって、子供時代に受けた傷を思い出して、憎しみが湧いてくることもあるので、決して地元には帰ろうとは思わなくなります。

また、兄弟と良い関係が築けていないと、地元に帰って顔を合わせるのが嫌になります。

せっかくわざわざ交通費を祓って帰郷しても、嫌な思いしかしないなら、もう帰らなくていいという結論に達してしまうでしょう。

さらに、親戚と親しい付き合いもなく、よそよそしい関係なら、会えて嬉しいどころか煩わしくてうんざりするだけです。

そういう親兄弟や親戚との関係が影響して、人によっては地元に帰ろうとは思わなくなってしまいます。

「もう地元には帰らない」と言っている人は、表面上は普通にしていても、もしかしたら家族や親族との関係に悩んでいるかもしれませんね。

ポーカーフェイスを装いながらも、何か辛い感情を抱えている可能性があります。

2.地元にはもう親しい人がいない

地元には帰らないという人の心理には「もう地元に帰っても会いたい人はいない」という気持ちがあります。

地元にはもう親しい人がいない場合は、一生返らなくてもいいという風に思ってしまうことでしょう。

地元に帰りたいと思うのは、その土地に大切な人達が生活をしているからです。

家族や友人などがいるからこそ、ぜひ帰りたい、そしてたまには顔見たいと思ってしまいます。

しかし、もうそこには親しい人がだれもいないなら「帰っても仕方がない」という気持ちになります。

親兄弟が引っ越ししていたり、仲の良かった友人達が上京して、もう誰も住んでいなかったりするのなら、すでに「地元」とは言えないかもしれませんね。

地元には一生帰らないという人にとっては、もうその土地は「地元」ではなくなっているのでしょう。

自分にとって大切な人達が皆その地を離れてしまっているのなら、もう帰る意味はなくなってしまったのです。

3.かつて地元で「トラウマ」となるような出来事があった

地元には一生帰らないという人は、かつて地元で何か「トラウマ」となるような出来事があったのかもしれません。

それを思い出したくないから、絶対に非もとには帰りたくないのです。

地元に住んでいた時に、何か事件に巻き込まれたりしていると、その街に戻った時など、再び恐怖や不安な気持ちが心に湧き上がってくる可能性があります。

もうその地に近付くだけで、怖くて怖くて脂汗が出てきてしまうこともあります。

昔通り魔に襲われそうになったり、変質者に絡まれてとても恐ろしい思いをしたリすると、心理的にものすごいストレスがかかり、息をするのも苦しくなってしまいます。

「その事件はもうすでに終わったこと」と周囲の人間は思っていても、本人にとってはその場所に戻ることが「苦痛」以外の何物でもないのです。

「家事で家財産をすべてなくした」とか「災害で大きな被害を受けた」なんて場合も、地元のことを思い出すだけで、悲しく苦しい思いをしてしまったりします。

もうこれ以上精神的な負担を増やさないためにも、地元にトラウマを持っている人は、決して帰ろうとはしないでしょう。

4.今生活しているエリアが楽しくて地元に帰りたいとは思わない

地元には一生帰らない人の中には、今生活しているエリアが楽しくて、それが理由で地元に帰りたいとは思わないという人もいます。

毎日の生活が充実していて「もうずっとここにいたい」という気持ちになっているので、地元に目が向かないのです。

地元というのは、自分で「ここに住みたい」と思って住みついた場所ではありません。

たまたま親が生活していたので、そこで生まれてその町が地元になっただけなんてこともあります。

その町は特に特色があるわけでもなく、特別楽しい思い出があるわけでもないなら、地元へ愛着を持つことはないかもしれません。

それよりも、大人になって自分で選んで住んでいる町の方がはるかに大好きになってしまい、むしろそちらの方が自分にとっては「「第二の故郷」になっているのでしょう。

今生活しているエリアが魅力的な街で、さらに仲の良い友人知人がいるようなら、もう一生地元に帰らないでいいと思うのも自然な気持ちかもしれません。

その人にとっては、もう「地元」は特別な街でも何でもなくなっているのでしょう。

地元には一生帰らないという人の心理を知ろう

「地元には一生帰らない」と言われたら、聞いている方は思わずドキンとしてしまいます。

思わず「え、どうして?」という疑問を口にしたくなるかもしれません。

ただ、誰もが地元が好きだというわけではなく、中には「地元なんて大嫌い」という人もいるのです。

それもまた、その人にとっては自然な感情なのかもしれませんね。