陰口を言う心理とは。悪口で仲間を作ろうとしているかも

最終更新日:2015年12月25日

どうして人は陰口を言うのでしょうか。

本当は言ってはいけないということは誰でもわかっているのに、ついつい口から陰口が出てしまう人いますよね。

陰口を言ってしまう人の心理をご紹介します。

1.ストレスの発散

陰口を言う一番の理由は、ストレスが溜まってしまっていることです。

特に対人関係においてトラブルなどがあってストレスが溜まっている場合に、陰口をいって発散するということが多くなります。

ストレスが溜まって人の陰口を言ってしまうという人は、ストレスが発散できていれば実際は相手は誰でもいいものなのかもしれません。

自分で上手くストレスを良い方法で発散できないとこのような人になってしまうでしょう。

しかし、陰口はストレスを発散しているようで一時的にはすっきりするかもしれませんが、実は自分の脳には悪い影響ばかりを与えます。

ストレスの発散で悪口を言っているつもりがかえって自分を傷つけているとも言うことができます。


2.自分を正当化したい

特定の人に対してばかり陰口をたたいているという人がいる場合には、その人よりも自分のほうが正しいということを周りに陰でアピールしたいということかもしれません。

他の人と自分を比較して「自分はこれができていて、相手はこれができていないのでよくない」といったことをよく言ったりします。

こういった人が陰口を言う場合には、単にストレス発散で悪口を言っている人よりも一見筋のとおったことをいっているようにきこえますが、結局は陰口は陰口です。

周りの人からもあまりいい印象はもたれないでしょう。

陰口を言う人はどうしても周りからの信ぴょう性をうしなってしまうものです。

周りに自分が正しいと思わせるどころか、かえって信頼を落とす結果を招きます。


3.相手よりも優位に立ちたい

自分を正当化したいということとも似ていますが、相手よりも優位に立ちたいということで相手の陰口を言ってしまうという人もいるでしょう。

陰口を言うことで、相手の評判を落とし、自分の方が優位に立つようにしむけるのです。

このように考えて陰口を言う人は、なかなか計算高い人と言えるでしょう。

中にはうまく相手の評判を落として、自分が優位に立つことに成功する人もいますが、陰口を言うことで自分の方が評判をおとしてしまうということのほうがほとんどでしょう。


4.自己防衛のため

実は、自分を守るために、陰口を言ってしまうということがあります。

人に陰口を言うことによって、あいつは自分よりダメだ、自分はあいつよりはマシなんだ、そう思い込むことによって自分を守るのです。

陰口を言うことによって相手を下に見ることで、自分はあいつよりも上なのだから大丈夫だと、自分に言い聞かせ、自分の立場を守るのです。

こういう人は、プライド、自尊心が高く、ちょっとしたことで傷つきやすいといえるでしょう。

自分が傷つくのが怖くて、ついつい周りのことを傷つけてしまうのです。

特に集団でいる場合、その中で自分の立場を守りたいと思う場合に陰口は起きてしまうのかもしれません。

集団でいるのが苦手で、他の人に言われたちょっとしたことで傷ついてしまって、あるいは傷つくのが怖くて、自分が傷つかないように言葉のナイフを周りの人に向けてしまうのです。

しかも、そのナイフを突き返されることを恐れますから、面と向かって悪口をいうのではなく、裏で陰口をたたくということになります。


5.実は人に褒めてもらいたい

陰口をついつい言ってしまうという人は、実は人一倍だれかにほめてほしいという思いがあるのかもしれません。

他人を悪く言うことで「あなたはあいつよりもマシだよ」と誰かに言われたいのかもしれません。

「誰かにほめてほしい」そういう強い気持ちがあるにも関わらず、全然褒めてもらえず、その欲求を別のかたちで消化しようとするため、陰口を言ってしまうということになるのでしょう。

陰口をいつも言っている人は、誰にも褒めてもらえず実は寂しい思いをしているのかもしれません。


6.誰かを敵にすることで仲間意識を生むため

集団で誰か特定の一人にたいして悪口を言っているという場合には、その集団の結束を強めるために無意識に共通の敵をつくっているのかもしれません。

ひとりの人を陰口でおとしいれることで集団の中で共通の敵ができ、共通の敵ができあがることでその集団のうちに仲間意識が生まれてくるのです。

そうすることによって、集団の不満がガス抜きされるので、一見良い集団にみえることもあります。

しかし、結果的に負の連鎖を広めているだけですので、そのような集団、仲間はそのうち崩壊をしてしまうでしょう。

しかも、陰口の標的が誰にまわっていくのかもわかりません。

陰口を言う心理を知ろう

陰口を言うということは、一時的にはストレスの発散になり、開放感や充足感もあります。

相手を貶めることで優位に感じたり、集団で一人を攻撃することで仲間意識が生まれることもあります。

しかし、それらは一時的なもので、偽物にすぎません。

陰口ばかりでは、いつか人間関係も崩壊することを頭に入れて、人の長所をみつけ、陰で人のことを褒めることができるような人になりましょう。