感情移入しすぎる性格を改善する方法

最終更新日:2016年1月2日

優しすぎる人ほど陥りがちな罠、それが感情移入。

ドラマや映画を楽しむ分には存分に満喫できて良いかもしれませんが、人の悩み相談に乗った後、まるで自分のことのようにとらえてしまい、混乱することはありませんか?

1.紙に書いてみる

自分がどんなことに感情移入しているのか、文字に起こして紙に書いてみましょう。

人間は目からの情報に敏感で、頭の中で考えているより、きちんとした言葉にした上でそれを視界から頭に入れることで、客観的に物事を見直すことができます。

感情移入のせいで興奮しているときや激しく落ち込んでいるときは、まずその原因を紙に書いてみましょう。

筆記具が手元にないときは携帯のメモ機能でもいいですが、できれば手書きの方がより落ち着きを取り戻すことができます。

一回書いただけで落ち着かないときは、同じことを何度も書いてみてもよいでしょう。

できるだけ客観的な口調にしてみるのもポイント。

客観的になる練習のために、日記をつけることをはじめるのも良いアイディアです。


2.人に相談する

言葉にするという意味では紙に書く方法と似ていますが、こちらの方法だと相手から冷静なアドバイスを貰うことができます。

特に、感情移入している問題とまったく関係ない第三者に相談すると、意外な答えが返ってきたりして我に帰ることがよくあります。

人は物事に没頭すると周りが見えなくなり、猪突猛進状態になってしまうので、そんなときは周りの人にブレーキをかける手伝いをしてもらいましょう。

ただし、相手は信用のおける人物に限ること。

適当なアドバイスは火に油をそそぎます。


3.一晩おいて考え直す

眠るとその日の出来事がいったんリセットされて、冷静になることができます。

感情移入しているときは興奮して寝付けない人もいるかもしれませんが、温かい飲み物やリラックスできる音楽など自分なりの方法を見つけて、とりあえず眠ってみましょう。

そして次の日になると、昨日の気分はなんだったのかと不思議になるほど楽になっていることが少なくありません。

感情は常に移り変わるものなので「いつまでもこの気持ちに取りつかれるのではないか」と不安になったら、時間をおいて頭を整理することが大切です。


4.違う刺激を自分に与える

好きなTV番組を見る、外食する、元気の出る音楽を聞く、などなど。

人によって方法はさまざまですが、自分にとって一番気分転換になる方法が誰しもひとつはあるはずです。

そういうものを見つけておいて、いざ感情移入しすぎてしまったときの逃げ道にするのです。

お気に入りの本を読んだりするのはリラックス効果も兼ねてうってつけですね。

また、その物事を少し手間のかかる方法にしておけば、準備や実行時のごたごたで頭の容量が割かれ、気持ちを分散させることが期待できます。


5.感情移入しているものから距離をおく

これは特に有効な方法のひとつです。

常に目に入るところにあるから気になるのであって、離れたところにあれば心が自然とよそを向きます。

友人のことが気になりすぎて不安なら、他の友人に頼って自分は少し休んでみる、悲しい作品を見て暗い気持ちになってしまったのならしばらくその作品は見ない、本やDVDが自分のものなら人に貸すなど、とにかく原因から距離をおきましょう。

友人を見捨てるのは薄情、と思う気持ちには一理ありますが、思いやりすぎたせいで共倒れになってしまえばその友人もきっと嬉しくないはずです。

自分の心も大事にして、適切な距離感と心の持ちようを見極めましょう。


6.新しい情報・刺激を取り入れる

4番の方法と少し似ていますが、こちらは慣れしたしんだ刺激ではなく、今まで体験したことのない、まったく新しい刺激を自分の生活に取り入れるというもの。

新しいものというのはワクワクするだけでなく、不安や疑問などをともなうので、脳の容量が大きく割かれます。

知らなかったスポーツに挑戦する、聞いたことのない曲を聞いてみる、興味のなかったTV番組を見てみる、ネットサーフィンで情報を仕入れる、など、手段はたくさんあります。

世界はとても広いので、あなたが今まで知らなかったものであふれかえっています。

食わず嫌いで気分転換のチャンスを逃すのはもったいありません。

まずはチャレンジ、気に入らなくても次のトピックスに取り掛かればいいだけです。

気分転換は意外と簡単です。

感情移入のしすぎをやめよう

人の気持ちは移り変わるものですが、一瞬に燃え上がった強い感情に振り回されて苦しむことも多々あります。

自分のことなのに、なかなか自分で制御できないのはつらいことですが、必ず打開する方法はあります。

ひとりで悩むのはもうやめて、新鮮な気持ちに向けて一歩を踏み出しましょう。