自己開示できない人が自己開示する方法

最終更新日:2015年10月25日

自己開示という言葉があります。

これは、自分の知り得る事や自分の経験してきた事を相手に伝える事を言います。

しかし環境によってはまともに取りあってもらえなかったり、笑われた経験から、又マイナス思考に陥った結果自己開示ができなくなる人もいます。

ここではそんな自己開示できない人が自己開示する方法をご紹介します。

1.相手の話をしっかり聞く

会話というのは2人以上の間で成り立ちます。

中には「聞いて聞いて、昨日さ~」と自分の話をすることがとても自然にできる人もいますが、自己開示できない人はそう言った所が苦手であると言えるでしょう。

まずは、相手の話している事をしっかり聞く事から始めましょう。

できれば少人数で会話する事から始める事が良いでしょう。

大勢になればなるほど、相手の話に割り込んでいく気分になり、少人数なら自己開示できるけど大勢であればできないという人も多いはずです。

相手の話をしっかり聞いていると、自分とは違う所や考え方の相違、育ってきた環境の違い等が分かってきます。

そんな時には質問を沢山してみましょう。

相手はあなたが自己開示しない限り、まだあなたの育ってきた環境や兄弟との関係、考え方が相違していることすら何も感じていません。

まずは相手に「それは~だったの?」「それはどうしてそう思ったの?」「今も変わらないの?」などと相手の会話を深く掘り下げることで、まずは相手を知る事ができます。

そこで「ここは同じだな」「そんな考え方もあるんだな」等と自分の中で納得することで、自己開示するきっかけをつかむ事ができます。

まずは、しっかりと話を聞き自己開示するタイミングと内容を見極める事から始めましょう。


2.あいずちとリアクションをとってみる

自己開示できない人は、相手の会話を遮ってしまうのではないか、相手にどんな反応をされるのかを恐れている可能性があります。

最初から「私は~という人だから」とはっきり開示する必要はありません。

まずは相手の話を聞いて、自分とは違うと感じた所にはリアクションしたり、あいずちを打つ所から始めましょう。

例えば「私は食事の中ではイタリアンが一番好きで」と言われたとします。

でもあなたが和食が一番好きだと感じていれば「うん、うん」とただうなずくだけでは相手にあなたが何が好きなのかは全く伝わりません。

「え~、イタリアンが一番なの?」「へー、私は違うな」「和食はどう?」等、リアクションを取ってみましょう。

相手も会話を楽しみたいはずですので、自分とは違う意見であるあなたに対して「え?イタリアンすきじゃない?」「え、違うの?じゃああなたは?」等、そこから相手の質問を受ける形で自己開示ができるタイミングが訪れる可能性が高いと言えます。

最初から自分の好きな物や嫌いなこと、考え方等を聞かれてもいないのにあれこれと開示できる人もいますが、自己開示できない人が無理してまで同じ様にする必要はありません。

相手に興味を持ってもらう為にも、又そこから次の会話につなげる為にもまずはリアクションをして、そこから少しずつ自己開示を行いましょう。

3.相手と自分の間に線引きをする

自己開示ができない人は、相手と自分を比べ過ぎて「これを言ったら相手はどう思うか」「これを言ったら笑われるのではないか」等と自信を失くしている可能性があります。

まずは自分と相手の間に線をしっかりと引いて、相手とは違って当然である事を認識しましょう。

普段から自分で考えずに誰かに指示された事に従ってはいないでしょうか?または、自分と相手の意見が違った場合、自分を否定された気分にはならないでしょうか?それは相手を主体に考えていることが原因かも知れません。

まずは誰の考え方も決して間違っていない事をしっかりと認識すべきです。

考え方に相違はあっても、間違いはありません。

学校では皆が同じ行動を取る事を求められてきましたが、社会人になって求められることは自分で考え行動する主体性です。

相手が自分の考えを馬鹿にする様な態度を取ったり、笑ったりする人であればその人とは距離を置きましょう。

人の考えを否定的にしか捉えず馬鹿にする人は、会話をするというよりも自己顕示をしているだけである可能性があります。

そこをしっかりと理解した上で、相手と意見が違っても「相手の意見を鵜呑みにするのではなく、そう言う意見もあるのだと受け入れる」様にします。

それによって自分の意見を変えなければならないわけではありません。

自己開示ができない理由は根本的な考え方にある可能性がありますので、相手と違って当然であると認識する事も大切です。

自己開示ができるようになろう

自己開示できない人ができる様になる方法をご紹介しました。

自己開示して否定的なリアクションをされたり笑われた経験から、恐怖を感じてしまっている可能性もありますが、考え方と慣れ次第で自己開示はできるはずです。