人を褒めるとき、様々な褒め言葉がありますよね。
何かしらの魅力を感じたからこそ、人は人を褒めます。
しかし、純粋に相手への感情だけではなく、その人の心理も影響しています。
今回は顔の特定のパーツだけを褒める人の心理についてご紹介します。
自分の理想のパーツだから
顔の特定のパーツだけを褒めるのは、自分の理想のパーツを持っているからと考えられます。
自分の思う美しさや魅力を持った人が目の前に現れたら、人は思わず褒めてしまうものではないでしょうか。
そのパーツをわざわざ褒めるのは、自分が普段からそのパーツに対してこだわりや趣味が強い部分であると考えられます。
人の美しさについてこだわりがあり、美意識も強い人と言えます。
コンプレックスだから
顔の特定のパーツだけを褒める人の心理として、そのパーツにコンプレックスがある場合もあります。
自らのパーツにコンプレックスを感じているため、人の顔を見るときにも無意識に注目してしまいます。
そして、コンプレックスを感じている人はそのパーツに自信がないため、人のパーツに対して自分よりも良いと感じやすいという面もあります。
その結果として、顔の特定のパーツだけを褒めるという行動に繋がります。
この行動の奥には、不安や自虐の心理が働いています。
嫌いの裏返し
顔の特定のパーツだけを褒める人の心理として、そのパーツが嫌いであることの裏返しである場合もあります確かに、好き嫌いは誰にでもあるものですから仕方がありません。
しかし、わざわざ褒めたり口にする必要はありません。
それをするというのは、ややあまのじゃくで嫌味な性格の持ち主とも言えます。
敢えて相手の弱点を褒める人の心には、人の優位に立ちたいという心理が隠されています。
この他にも、嫌いなパーツだったために目についてしまい、嫌いなことを悟られないように取り繕っている場合もあります。
この場合は思ったことが顔に出てしまう単純なタイプで、わざわざ嘘をついてまで取り繕うことから臆病さが隠れています。
全体的な評価を避けたい
顔の特定のパーツだけを褒める人の心理として、全体的な評価を避ける心理が働いている場合があります。
例えば、人を褒めるときには美人だ、可愛い、など全体的な評価をすることが多いのではないでしょうか。
しかし、顔の特定のパーツだけを褒める人は、そういった評価を避けている場合もあります。
目がキレイな人も、他のパーツも美しく揃っていなければ美人だとは言えません。
特定のパーツだけがキレイな人に、全体的な評価である美人だという褒め方をすることを避けたいと思っている可能性があります。
この場合軽々しく人を褒める気がなく、自分の価値観を疑われることが嫌いな人と言えます。
また、全体的な評価をすることが失礼にあたると考えている場合もあります。
全体的な評価にしないために、魅力的な顔のパーツだけを褒めるという形で人の評価をします。
この場合も誠実さに加えて、軽々しい評価を人にしたくないという心理があり、自分の価値観をしっかり持った人と言えます。
信憑性を持たせたい
顔の特定のパーツだけを褒める人の心理として、褒めていることの信憑性を持たせたいと考えている場合があります。
全体的な評価で美人だ、可愛いなどと何人かに言ってしまうと、人を褒めても軽い扱いをされ、信じてもらえなくなります。
そのため信憑性が高く本人からも信じられやすくなる、顔の特定のパーツだけを褒めるという行動に繋がっています。
また、立場や職業柄、人に対してのリップサービスが必要な場合もありますよね。
全体的な評価ですと、やはり何人かに言ってしまうとかえって不快感を与える恐れもあります。
その点、顔の特定のパーツであれば、人と被ることもありませんから不必要に不快感を与えることを避けられます。
また、人の顔のパーツの目を引く部分は、相手と会ってすぐに気づくことが出来ます。
ですから、会った瞬間から相手の心証を考えなければならない立場の人にとって、顔のパーツはリップサービスのネタとして優秀であるという面があります。
いずれも、相手に正直で誠実だと思ってもらいたいという心理が働いています。
そのパーツが目立っているから
顔の特定のパーツだけを褒める人の心理として、単純にそのパーツが目立ってるということもあります。
この場合は、人よりも目が大きい人なら目を、鼻が高い人なら鼻を褒めるということです。
この場合は、あまり深く考えていません。
人を否定する感情はなく、目を引いたから褒めるという人が一定数いるのです。
あまり深く考ええいる訳ではありませんが、観察力があって性格はからっとした人が多いです。
このタイプの人は正直でありたい、思ったことをきちんと伝えたいという心理が働いています。
顔のパーツ1ヶ所でも意味の幅は広い
今回は顔の特定のパーツだけを褒める人の心理をご紹介しました。
たった1ヶ所だけを褒めていても、その奥の心理は実に様々で、意味の幅もとても広いです。
裏を読むのは疲れますし、あまり喜んでも虚しいのかもしれません。
もし顔の特定のパーツを誉められたら、あまり深く考えずに有りがたく受け取っておきましょう。
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