結婚を反対する両親への対処法。嫁に出したくない父親をどう説得するか

結婚を反対する父親

大好きな彼との結婚は両親が障壁として待ち構えることがあります。

結婚を決めたのに自分の親が理解してくれない、反対することは決して他人事ではありません。

そんな時どうしたら良いのか、今回はそんな彼との結婚を反対している両親への対処法についてご紹介します。

まずは結婚を反対する親の心理を知る

親、特に父親は意味もなく大事な娘を他の男に取られることを嫌います。

20代なんて親から見ればついこの前まで子供だったのにという思いの方が強いのです。

相手がどうであるかを見極めた上で判断する場合ももちろんありますが、相手がどうであれ娘をやりたくないというのが親の心理です。

また、相手やあなたの思いがどれだけのものか試しているという側面もあります。

まずはそこを理解しておくのがベストです。

試されていると意識することで、親に対するイライラを押さえることができ、感情任せに話し合うはめにならずに済みます。

感情論で理解してもらうのはなかなかできません。

まずは落ち着いて相手の心理状態をくみ取ることから始めないといけません。

そうすることで自ずと反対する理由が見えてきます。

自分で親に言うのではなく彼にまず挨拶してもらおう

打診と言う形で自分がまず親に言う場合がありますが、それは避けた方が良いでしょう。

本来結婚を視野に入れて付き合っているのならば、交際中の時点でも挨拶を彼にしてもらう方がスムーズにいきますが、中々それは難しいところです。

とにかく2人で結婚を決めたのなら、あなたが親に言う前にきちんとした挨拶を彼にしてもらいましょう。

するかしないかによって印象が全く違います。

その際はきちんとした身なりでしっかりした挨拶を心掛けてもらうようにし、手土産も忘れずに持っていってもらいましょう。

こういった礼儀を重んじるだけで、心証はやはり変わります。

同じ相手であったとしても手順を踏んでるかどうかはやはり親として気になるところです。

こういった礼節を大切にする彼ならば、礼儀正しくて娘を任せられると信頼してもらいやすくなります。

彼の両親と自分の母親を味方につける

反対をする人に対抗するには味方は必要です。

自分の親がまず味方になることは難しいです。

男性側の親は嫁にもらう方ですから、女性側の親ほど反対はしません。

もちろんあなたがまともでキチンとしていることが最低条件です。

自分の親に言う前に、彼の親に挨拶して味方にしておきましょう。

とは言っても自分の親に挨拶する際に何かをしてもらおうと言う事ではありません。

反対を受けて揉めてしまった時の秘密兵器としてです。

また、自分の母親は相手側がちゃんとしていて相手側の親も賛成しているとなると比較的味方になってくれやすいものです。

家の中に味方がいるのといないのでは大違いです。

いくら反対されて挫けそうになっても周囲が助け船を出してくれることで、穏便に説得させる可能性が高まります。

短気は禁物。短気だと上手くいくこともいかない事態に

両親に反対されるケースでは腹が立ってケンカになる場合も多いですが、それはむしろ回り道になるだけです。

いずれ許されて結婚するにしても何となく確執を残してしまいがちです。

大人になって、地道に説得すると言う気持ちを忘れずにしましょう。

賛成してくれないなら家を出るなんて宣言するのは最悪です。

また、親の立場から考えみても不和になったり勘当したりといった最悪の状況をわざわざ作り出したくないものです。

つまりぎりぎりのところで、攻防戦が繰り広げられてると考えると理解しやすくなります。

お互いに必死だからこそ心にもないような言葉が時として飛び出してしまうかもしれません。

けれどそれをストレートら受けとめず、子供の立場だったとしても冷静にかみ砕かないといけません。

冷静でできた親ばかりではないからこそ、まわりはそれをコントロールするように大人の対応で説得していくほかありません。

彼の挨拶後はことあるごとに彼の良い面を伝える

彼に挨拶してもらった後は、反対を受けても何かの折に彼の良さを少しずつで良いので訴えていくと、好印象につながります。

人間の心理は不思議なもので、自我の明確になっている年齢のひとであってもすりこみで、何度も繰り返し聞くとそれが頭に入り印象が変わっていくものです。

ただあまりに自分自身が彼を愛していることを強調すると、男親は嫉妬により逆に頑なになります。

褒めすぎは却ってわざとらしく思えてくるものです。

こういう時は父親が好きで大事だからこそ賛成して欲しいのだと強調する方が有利です。

こういった事は、一種の心理戦でもあります。

猛進すれば道が開かれるというものでもありません。

親以上に大事なものはないのだという強調は大切です。

その上で、いずれは自分も結婚して家庭を持たなければならないのですからその相手が彼しかいないと訴えることが大事です。

言い回し一つで印象はガラっと変わるのです。

彼の親を褒める

もちろん自分自身の親をないがしろにして褒めてはいけません。

自分の親が一番だけれども、彼の親はきっと自分を大切にしてくれると言う強調は大事です。

親の結婚に際する心配は家柄などではなく、どれだけ手塩にかけた子供を他者が大切に思ってくれるかが重要です。

彼の親となら上手くいく事を強調して下さい。

でも、自分の親以上の人はいない事も同時に強調する事も大切です。

将来親戚となる関係だからこそ、よりよいパートナーになる可能性があることをアピールしていきます。

互いの親同士もまた長いこと顔を合わせたり、親戚づきあいをしなければならないのです。

だからこそ感じのよい相手であれば、それだけ負担が軽くなり、もめ事も将来的に起こりにくくなります。

目の前のことだけでなく将来的なメリットで、訴えていくのも一つのやり方です。

大切に思っているからこそ反対する気持ちを逆手にとる

結婚を認めて欲しいと言う気持ちは判りますが、どんな人間関係であれ相手の思いを汲み取る事も重要な事です。

反対するからあなたの事を考えていないのではなく考えているからこそ反対します。

そのことを踏まえて根気良く、争うことなくチャレンジしていくことこそが、賛成してもらえる一番の早道と言えるのかも知れません。

諦めてしまうことはとても簡単ですが、果たして親はそれを望んでいるかというとノーと答えがかえってくることが多いはずです。

誰しも自分の子供には幸せになってほしいと願っています。

だからこそ生半可な気持ちで結婚すると言い出していないことが伝われば、向かい風がずいぶんと和らいできます。

幸せを思うからこその言動だからこそ、それに応えていくことが大切です。

逆手にとるというと穏便なイメージではありませんが、そうではなく、親からの期待答える彼だということをまざまざ見せつけてあげるのも親孝行です。

安心して嫁に出せることがわかってもらえたら、状況は確実に変化します。

オーバー気味だとしても、分かりやすい安心材料をつくることも必要です。

結婚を突如として反対されて困ってしまうよりも、その前の段階から好印象になるよう仕込みを入れることで、状況はスムーズになります。

誰しも反対や争いたくはないものです。

だからこそ認めてもらえるやり方で彼を自然にアピールしていく継続的な姿勢が大事です。

 

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