健康診断の前日は何をしておけば良い?前日の過ごし方のポイント

最終更新日:2016年7月26日

あなたは毎年、健康診断を受けていますか?病気でもないのに病院にいくのは憂鬱ですよね。

誰でも再検査は避けたいもの。

ちょっとした油断で、正しい検査結果が得られない場合もあります。

ここでは、健康診断を明日に迎えた前日の心得をご紹介します。

1.前日は何時まで食事がとれる?

健康診断当日は原則食事を取ることも水分をとることは禁止です。

ただ慢性疾患などで、毎朝薬を飲まなくてはいけない人は、できるだけ少量の水で服用することが認められています。

心配の場合は健康診断を受ける前にお医者様に必ず確認をしましょう。

では、一般的にはいったい何時までご飯を食べればいいのでしょうか?

午後8-9時まで夕食を済ませることというふうに指導されることが多いでしょう。

しかしお仕事をしていたりすると、なかなか難しいという方も多いと思います健康診断を受ける時間まで、10時間はあけましょう。

なぜ絶食が必要なのかというと、検査項目の中の「空腹時血糖」に影響するからです。

この「空腹時血糖」は糖尿病か否かを診る検査で、食事をしていると血糖値が上がってしまいます。

血糖値は緩やかに下降していきますから、時間をしっかりあけないと、本当は血糖値が正常なのに再検査になりかねません。

必ず10時間はあけることが大切です。

「空腹時血糖」と同様「中性脂肪」も空腹時の数値で判断しますので、食事の影響が残り再検査になるなんて嫌ですから、食事をする時間は必ず守りましょう。

また胃のなかに食べ物が残っていると胃カメラなどの検査にも影響します。


2.前日の飲み会はパス

健康診断の前日に飲み会に行ってしまったとなると、正しい検査結果が得られない可能性大。

お酒の影響は大きいのです。

ここは心を鬼にして、パスすることが無難です。

たかが1杯だけと思っても、血液中のアルコール濃度は数時間から半日間高くなっています。

お酒に強い方でも血中アルコール濃度の影響を受けかねません。

お酒を飲まないとっても、飲み会では油分の多い食事は要注意です。

「中性脂肪」の数値に影響があるからです。

飲酒の影響を受ける検査はこの中性脂肪、肝機能、尿酸、血糖です。

飲み会は健康診断が終わってから思いっきり飲むと言うのが1番ですね。

3.先日はできるだけ体に負担をかけない

再検査はできるだけ避けたいと誰もが思っています。

健康診断当日は日常生活とは異空間ですからそれだけでもストレスがかかるものです。

前日は早くベッドに入りましょう。

「明日は健康診断だから会社はおやすみ」と思って、夜更かしをしたり、一気に体重を減らそうと過激な運動をしてはいけません。

思わぬ項目でひっかかる場合があります。

睡眠不足は血圧に影響を与えたり、激しい運動をすると尿酸値に影響が出ることがあります。

「明日の朝は何も食べれないから」と、大食いはやめましょう。

健康診断には消化機能を調べる胃カメラやバリウム検査、腹部エコーなどもあります。

体の中に食べ物が残っていたりすると正しい結果が得ることができず、再検査になることもあります。

前日の大食いで胃腸になんらかの症状が出ないよう、前日は消化が良いものをとり、睡眠不足は避けましょう。

自分自身はそれほどでもなくとも、内臓は意外に疲れていることも多いのです。


4.コーヒーはいいの?

健康診断当日は水分をとらないで、と書かれている場合があります。

では前日なら何を飲んでも大丈夫?と思いますよね。

注意することは「水やカフェインの入っていないお茶ならOK」の記述です。

では、コーヒーや紅茶、緑茶はどうでしょう。

実は糖分やカフェインも検査結果に影響与える可能性があるので避けたほうが良いでしょう。

では清涼飲料水は?これもNGです。

例えばカロリーオフや甘さ控えめとなっていても清涼飲料水には糖分が入っているのです。

前日は我慢しましょうね。

5.いつも飲んでいるサプリメントやお薬は?

普段から高血圧、糖尿病、心臓病などのお薬を服用しているという方は一度でも服用しないと体に不具合が出るかもしれません。

このようなお薬はきちんとのみましょう。

勝手に判断せずに、もし不安に思ったら事前に確認しておくことが大切です。

医療機関のお薬以外に、サプリメントを毎晩飲む人もいますよね。

いつも飲むサプリメントがどれくらい体に残っているかは、人それぞれです。

健康に良かれと思って飲んでいるサプリメントが、思わぬところで影響をするかもしれません。

例えば美白効果が高いビタミンCは尿検査の数値に関係してきます。

サプリメントは健康診断が終わってからにしましょう。


6.その場しのぎは通用しないことも

健康診断の前日だけ、優等生な生活を送れば大丈夫と思っていませんか?健康診断の日にターゲットを絞って体重を減らしたり、禁酒をする「その場しのぎ」の人もいるかもしれません。

例えば血糖値は前日の状態ではなく、1ヶ月前の血液の状態が数値に表れるともいわれています。

たった1日では体の中の糖の値が大きく変わらないのです。

本来健康診断とは通常の状態を見るということ。

その場しのぎでは本来の数値がわからなく、体に潜んでいる病気の発見を遅らせることにもなりかねません。

暴飲暴食、睡眠不足を避け、できるだけストレスをためないような生活を日常的に送ることが健康診断の前日になって慌てないですむのです。

翌日の健康診断に備えよう

最近、芸能人や著名人が健康診断をうけて病気が発覚し、早期治療につながったというニュースがありましたね。

お仕事をしている人は1年に1度、健康診断を受けるかと思います。

このように毎年健康診断を受ける機会があればいいのですが、人によってはここ数年健康診断を受けていない人や「若いから大丈夫」と自分の体に自信があって受けない人もいるのではないのでしょうか。

しかし病気になってからでは遅いのです。

命にかかわるような病気の早期発見早期治療につながる場合もおおいにあるのですから、健康診断はできるだけ受けるようにしたいものです。