外出先で靴擦れを起こしてしまうと、本当に辛いですよね。
数歩歩くのですら苦痛になってしまいます。
今回は靴擦れの痛みを抑える方法をご紹介します。
絆創膏などで足を保護する
一番簡単な方法です。
絆創膏はドラッグストアやコンビニなどでも手に入りやすいので、緊急事態の時は助かります。
もし傷になって出血しているようであれば血液などを拭き取り、出来れば消毒後に貼るのが良いでしょう。
普通の絆創膏は一枚貼っただけではズレやすいので、場所を少しずらしながら2〜3枚使用したり、大きめの絆創膏にするとよりしっかりカバー出来ます。
ドラッグストアなどでは、靴擦れ専用の絆創膏も売られています。
こちらは厚みがあったり、かかとのカーブに沿って貼れたり、歩いてもズレにくい工夫がされています。
割高にはなりますが、辛い痛みを抱えて歩くことを考えるとこちらの方がより安心です。
かかとの滑りを良くする
素足でパンプスなどを履くと、滑りの悪さから靴擦れを起こしてしまうことがあります。
その時はストッキングや薄手の靴下などを履くと、滑りを良くして痛みを軽減することが出来ます。
ストッキングもコンビニなどで簡単に手に入るので、すぐに対応したい時には便利です。
ストッキングが手に入らない時は、クリームやワセリンなどをかかとに塗っても滑りを良くすることが出来ます。
ただし、水ぶくれが出来ている場合や出血してしまっている場合などは、無理に上からクリームを塗ったりせず、傷口を清潔にし保護することを優先させて下さい。
絆創膏で保護した上にストッキングなどを履けば、絆創膏もズレにくくなります。
靴にかかと用パッドを貼る
靴の内側に貼るかかと用パッドが、ドラッグストアや靴屋などで売られています。
足のかかとに当たる部分にクッションが入っていたり、分厚くなっていたりするもので、粘着テープなどで靴の内側に固定できます。
本来は靴擦れ防止の為ではなく、サイズ調整の為に販売されているものですが、緊急の時はそれをクッション代わりに使用すると良いでしょう。
最初は粘着面の保護フィルムを付けたまま何度か靴と足の間に挟み、どの位置に当てると一番楽になるのか確かめます。
場所が分かってから、しっかり靴に貼り付けましょう。
素材自体に粘着性があるものは、靴の内側の素材かザラザラしていると張り付かないことがあるので、購入の際は注意して下さい。
中敷を使って当たる位置を変える
中敷を敷く事で、靴とかかとが当たってしまっている位置を変えることが出来ます。
足と靴の形が合わずにぶつかってしまっている場合は、これで痛みが楽になります。
中敷の種類は沢山ありますが、全体に敷くものもしくはかかとのみに敷くものを使用します。
厚みも色々なので、出来れば試してから購入すると良いでしょう。
靴売り場などでは、店員に声を掛けると色々な中敷が試せる場合もあります。
中敷の厚みはほんの数ミリなのですが、靴はほんの数ミリの違いで痛みが出たり快適に履けたりするので、ちょっとした調節でもかなり楽になることも多いです。
靴のかかと部分を揉んだり叩いたりする
新しい靴や、革がしっかりしている靴で靴擦れを起こしてしまった場合に特に有効です。
新しい靴はかかとの部分(履きこみ口のかかと部分)が固いので、そこに足が当たって痛くなりがちです。
両手の親指と人差し指でかかと部分をつまみ、軽く引っ張るようにしながら揉むと少しずつ革が柔らかくなり足への当たりも良くなります。
通常は履いているうちに革が馴染んで柔らかくなってくるものですが、痛くて履けない靴の場合慣らすことすら出来ないので、何日間か履く前の習慣として揉んであげると早く革が馴染みます。
かかと部分に付いた飾りなどの縫い目が当たって痛くなる場合もありますが、その時は金槌などで少し叩いてあげると楽になります。
革を傷つけてしまうことがあるので、必ず金槌はまっすぐに当てます。
縫い目が軽く潰れる程度叩けば大丈夫です。
かかとの芯を広げる
靴のかかとにはカウンターと呼ばれる芯が入っています。
その芯がしっかり閉じている為にかかと部分が狭くなり、靴擦れを起こすことがあります。
その場合は、靴のかかとを踏んで履くようなイメージでかかとを押すと芯が開きます。
かかとを踏むのはあくまでイメージです。
実際に体重を掛けて踏んでしまうと、カウンターが変形してもとに戻らなくなってしまいます。
かかとを足で思い切り踏んだりはせず、手で軽く押して開きます。
少し開くだけでもかかとの当たりは大分変わりますので、様子を見て少しずつ押します。
逆に開きすぎるとかかとの押さえが無くなって靴が脱げてしまう原因になるので注意しましょう。
靴ずれの痛みを抑えよう
ここでは自分で出来る対処法を紹介しましたが、専門店やデパートの靴売り場などで相談すると、足と靴の状態を見て対処法を教えてくれる場合もあります。
毎回靴擦れをして困っている場合、相談してみるのも一つです。
靴擦れは本当に辛いので、緊急用にストッキングや絆創膏など、対処出来る物をカバンに常備しておくと良いですね。
「靴ずれの痛みを抑える方法とは?歩いている時の痛みを軽減しよう」への感想コメント一覧
私も、生まれて始めて革靴を履いたときに靴擦れで出血してしまった事がありました。
現在は、履く前に、かかとをもみこんでわやらかくする。かかとが明らかに当たっているなと思った時はかかとの位置を上げる為に中敷きをひいて対処してます。
絆創膏はいつも常備するのも良いと思いました。