目薬のさしすぎはダメ。過剰な目薬のデメリットとは

最終更新日:2016年3月5日

目薬を愛用している人も多いと思いますが、正しい使い方をしている人は少ないと言われています。

間違った点眼の仕方を続けると、症状が悪化してしまうこともあります。

今回は、目薬をさしすぎることのデメリットをご紹介します。

1.耐性がつき効果が薄れる

1日に何度も点眼をしている場合、すでに耐性がついてしまっている可能性があります。

目薬も内服薬と同じ薬です。

頭が痛いときや風邪を引いてしまったときに、必要以上に薬は飲みませんよね。

目薬も1回の点眼で数時間の効果が続くようになっています。

気になるからといって何度も点眼し続けるのは、効かないからといって薬を飲み続けているのと同じです。

必要以上に点眼し続けると、本来発揮できるはずの効能を得る前に、目のトラブルの原因に対しての耐性ができてしまいます。

そうなってしまうと、いくら目薬をさしても効かなくなってしまいます。

よく目薬が効かない、と耳にしますが、どちらかというと「目が目薬に慣れてしまった」ということですね。

一度耐性がついてしまうと、同じ成分の目薬では効果が発揮しづらくなります。

自己判断で目薬を変えてしまうのはかえって重症化することもあるので、お医者さんに相談するようにしてください。


2.ドライアイの悪化

デスクワークが増えた最近では、ドライアイの人も急増しています。

それに伴い、たくさんのドライアイ用の目薬も販売されています。

目がしょぼしょぼしたときやかすんでしまった時に点眼すると、潤いが戻り気持ちが良いですが、さしすぎはドライアイの悪化を招きます。

本来、瞳は涙で潤いを保っているはずですが、ドライアイの場合は水分が少ないため、しょぼしょぼするといった症状を引き起こします。

潤いを手助けするために目薬をさしますが、過剰にさしてしまうことで、瞳が本来持っている涙や潤い機能が働かなくなってしまいます。

その結果、余計に目が乾いてしまうという悪循環に陥ってしまうので気をつけましょう。

ドライアイ用の目薬に限らず、目薬には1日に点眼してもよい回数が決まっています。

処方された目薬は、朝昼晩の3回や、数時間時間を置くなど指示が出されますが、市販されている薬にも使用方法は記載されています。

1時間に1回以上点眼する場合は、一度専門家に診てもらってくださいね。


3.目に負担がかかる

液体の目薬で、目に負担なんてかからないと思いがちですが、実はそんなことないのです。

特に花粉症などのかゆみを抑えるタイプの目薬は注意が必要です。

かゆみを抑える目薬には、ステロイド剤が含まれていることがあります。

ステロイドには、眼圧を上昇させるといった副作用があり、過剰に点眼し続けると、最悪視力低下や失明してしまうこともあります。

また、目薬には薬の成分が含まれています。

内服薬を過剰摂取した場合、体内に薬の成分が多く蓄積されてしまいますよね。

目薬の場合も、瞳に薬の成分が多く蓄積されてしまいます。

それらの成分は角膜を傷つける原因となります。

防腐剤や添加物が入っている目薬は特に負担が多いので、必要以上の点眼は控えるようにしましょう。

なかには防腐剤などが入っていないという目薬もありますが、入っていないから負担をかけない、という事ではないので注意しましょう。


4.必要以上にお金がかかる

目薬をさすとき、一度に何滴垂らしていますか?2滴以上と答えた方は、さしすぎです。

目薬は1滴で1回分の効果が出るように成分が配合されています。

2滴以上点眼した場合、瞳にとっては必要以上の成分となり、また目から垂れて顔を濡らしてしまうこともあります。

目薬がすぐになくなってしまうという方は、さしすぎの可能性があるので、1回にさす量を1滴にしてみてくださいね。

目から溢れてしまうのにさし続けたり、耐性がついたり症状が悪化してしまうと、目薬を買う回数が増えたり、結局はお医者さんで薬をもらうことになってしまいます。

確かに、疲れた目への点眼は気持ちが良いですが、あとあと困ってしまわないよう、さしすぎには十分気をつけるようにしましょう。

市販で販売されている目薬には、1日分使いきりタイプが30本など、さしすぎを防ぐように小分けされているものもあります。

自分がどのくらいの量を1日で使ってしまうかの目安にもなるので、試してみるのも良いかもしれません。

ただし、目薬の種類によって点眼量、回数は変わってきます。

自分の使っている目薬はどのくらいが適量なのか、確認してくださいね。

目薬のさしすぎには注意しよう

気軽に使える目薬ですが、瞳を守るためにも使い方には注意が必要です。

効かないと思ったらさす量を増やすのではなく、原因をさぐってみたり、目薬を変えてみるなどしてみましょう。

一番良いのは、お医者さんで自分に合う点眼薬をもらうことです。