運転免許証の更新を忘れたらどうなるの?失効時の手続きを仕方とは

最終更新日:2016年8月10日

運転免許証の更新を忘れて失効すると、すぐさま免許再取得となってしまうのでしょうか。

実はそれは、理由や経過月数によって異なります。

今回は運転免許証の更新忘れの際の手続きについて、状況ごとにまとめてみました。

1.失効から6ヶ月以内の場合

失効(更新期限を経過)してから6ヶ月以内の場合は、再取得の手続きが可能です。

過失による更新忘れでも問題はなく、特に失効の理由は問われません。

学科試験と技能試験は免除されますが、所定の講習を受ける義務のみ発生します。

手続きはすべて各エリアの運転免許センターか運転免許試験場で実施します。

東京都の例ですが、講習の受講手数料として3,900円、講習手数料として500~1,350円が発生します。

講習はゴールドなら30分、それ以外は1~2時間程度。

その他の諸手続きに1~2時間かかるので、半日は予定をあけておく必要があるでしょう。

また、必要書類も多数ありますので、事前に用意が必要です。

・運転免許証(失効したもの)
・申請用写真(3cm×2.4cm)
・住民票(本籍地記載の原本)
・<やむを得ない理由で失効した場合>
 パスポート、入院証明書または診断書など、やむを得ない理由を証明するもの
・<外国人のみ>外国人登録証明書など
・<70歳以上のみ>高齢者講習終了証明書

これらは6ヶ月超で再取得する場合にも共通で必要な書類です。


2.失効から6ヶ月超、1年以内の場合

大型自動車中型自動車普通自動車の免許保持者の場合は、再取得の手続きが可能です。

失効の理由は問われませんが、原付免許や大型二輪免許など、上記3つ以外の免許は再取得不可になります。

通常の普通自動車免許であれば問題ありませんが、6ヶ月以内の場合に比べて手続きは複雑化します。

仮免許証の学科試験技能試験が免除されるのみなので、交付されるのは仮免許証のみ。

路上に出ることはできないので、以下のいずれかでの対応が必要です。

A)教習所に通う
1:学科・技能教習を計32コマ以上受講し、教習所で卒検に合格
2:運転免許センターか運転免許試験場で学科試験に合格
3:免許証発行

B)独学で勉強
1:学科の勉強を自分でしておく 
2:運転免許センターか運転免許試験場で学科・実技試験に合格
3:特定教習・取得時講習を受講
4:免許証発行

だいぶ手間ですが、過失による更新忘れの場合でも、普通自動車免許なら1年以内までは救済策があります。


3.失効から6ヶ月超3年以内で、やむを得ない理由がある場合

ここからは過失による更新忘れの再発行が認められません。

入院や海外旅行海外勤務など、やむを得ない理由で失効後の手続きができなかった方のみの救済措置です。

この場合、学科技能試験が免除され、所定の講習を受ける義務のみ発生します。

失効から6ヶ月以内の場合と同様なので、かなり手厚いと言えます。

どういった状況であれば「やむを得ない理由」になるのかは最寄りの警察署や運転免許センターでの確認が必要です。


4.失効から1年超、過失による更新忘れの場合

うっかり更新忘れで1年超が経過してしまった場合は特に救済措置がありません。

ゼロから教習所に通い、適性検査学科技能の教習効果測定仮免許取得卒業検定路上検定などを経て、運転免許センターか運転免許試験場での学科試験に合格しなければなりません。

また、免許失効者のための専門の教習所などもあります。

運転経験者向けに時間とコストの圧縮を意識した内容になっているので、調べて見ると良いでしょう。


5.番外編/ゴールド免許が失効した場合

失効後の再取得時にゴールド免許は引き継げるのでしょうか。

実はそのハードルはかなり高くなります。
失効後6ヶ月以内かつ海外渡航などやむを得ない理由があった場合のみ、ゴールドを引き継いだ上での免許再取得が可能です。

たとえ6ヶ月以内であっても、過失による更新忘れの場合はゴールドを引き継ぐことができません。

やむを得ない理由があっても、失効から6ヶ月を経過している場合はNGです。

ただし、ゴールドの場合は失効から6ヶ月以内の場合失効から6ヶ月超3年以内で、やむを得ない理由がある場合上記の際に運転免許センターで受ける所定の講習が優良運転者として割り引かれるというメリットがります。

運転免許を失効したらすぐに対応しよう

今回は運転免許の失効の際の、対処方法をケースごとにご紹介しました。

失効した場合は様々な手続きや費用が発生します。

一方できちんと更新した場合、更新手数料は2,500円、講習手数料は500~1,350円。

違反などがある場合でも5,000円以内には収まります。

運転免許の更新は警察署や運転免許センターにいく必要があり、面倒に感じる方が多いとは思いますが、失効時のことを考えると決して忘れずにいきたいところです。