黙読と音読どっちが良いの?それぞれのメリットをまとめてみた

最終更新日:2016年9月29日

黙読と音読は、読書をするときあるいは勉強をするときに行う読み方です。

どのように文章を読めばどのようなメリットがあるか、そのことを知っているか知らないかで読んだあとの効果に差がつきます。

読書の回数を重ねるほどに知識は蓄積されます。

黙読と音読のそれぞれのメリットについてご紹介します。

1.黙読は文字から内容を連想する、音読は音から内容を連想する

黙読は読んで字のごとく、黙って文章を読みます。

周囲の音環境などを気にせずに、ひたすら並んでいる文字に目を添わせて文章を読んでいきます。

黙読をする際に身につけられることは、文字の視覚認識と把握です。

知っている馴染みのある言葉あるいは初めて見るような知らない言葉を、視覚によって情報を入れていきます。

そのように情報を入れていくことで、文字から内容を連想する習慣を身につけることができます。

活字から連想する本の内容は人それぞれ異なります。

黙読によるメリットは、文字から得た想像を自分の英知の一つとして蓄積することができることです。

一方音読については文字を目に入れるだけでなく、その読み方を自分の口で発生していきます。

必然的に自分の口調が自分の耳に入っていきます。

漢字の読み方だけでなく、その人の声質、その日の声の調子やトーンによって、発見することが多々あります。

先ほどの黙読だけでは連想しきれなかった、物語の感情の浮き沈みについても細かくキャッチすることができるでしょう。

音読によるメリットは、耳から入った音から内容を連想することができることです。


2.黙読は細かな文法に気をつけられる、音読は音から言葉を覚える

特に学習する際に有効的な方法ですが、黙読をする際には耳から音声としての余計な情報が入ってこないので、集中して文章を読むことができます。

それによって、普段は気が付けないような細かな文章の言い回しや文法のありかたについて気が付くことができます。

日本語の構成や英語の文法や活用など、その種類は多岐に渡ります。

黙読をすることによって文法により繊細な注意が払えますので、文法をメインに取り扱いたい場合には黙読の方法がオススメです。

一方音読は音によって言葉が脳の中に入ってきます。

音から入ってきた情報というものは特段記憶に残りやすく、言葉そのものを記憶するという目的がある場合には音読が有効的です。

視覚から文字として認識するだけでなく、口を動かした上でさらに音声として認識するわけですから、文章を覚える際にはいくつもの工程を経ています。

もし文章を覚えたかったり、言い回しそのものを話せるようになりたいといった場合には音読の方法をとると良いでしょう。


3.黙読は黙読はインプット能力を高める、音読はアウトプット能力を高める

黙読は文章を目の前にして、自分の頭の中に情報をとりこむ過程です。

そうすることによってインプットとしての処理能力が高くなります。

体内に情報を取り込む際には情報を整理して読み解いていかなければなりません。

情報の整理をするためには集中してよむことが求められ、読むための環境の整理や心の持ち方についても整えていく必要があるでしょう。

黙読を続けることによって集中力が高まり、体内での情報処理能力が格段に高められるよいきっかけなることができます。

音読はアウトプットの能力を高めるよいきっかけとなります。

インプットした情報を外に対して出すという機会は普段から意識して作らないとなかなか体験することができません。

手軽な方法の一つとして、読書をする際に黙読だけでなく音読をすることによって、日常的に自分の中の情報をアウトプットする経験を増やすことができます。

理想とされるのは、黙読と音読の両方をバランスよく組み合わせて、インプットとアウトプットの能力両方を上手に身につけていきたいです。

両方の能力の引き出しを常に身につけていることができれば、いざという時にどちらの能力を使って物事に対応できるか、全体的な総合力を発展させることができるでしょう。

黙読と音読の違いを知ろう

黙読と音読のメリットはそれぞれ異なります。

黙読によるメリットとして、目から情報を入れて想像を膨らますことや文法の細かい言い回しに注意することができること、そのことによってインプット能力を高めることができます。

音読によるメリットとしては、音から内容を想像してストーリーや言葉の言い回しを記憶に残し、それに基づいてアウトプットすることで表現力が高まります。

黙読と音読のメリット双方をうまく活用することで、他人と会話をするときにうまく会話を聞き入れたり、相手との会話のキャッチボールを弾ませることができるでしょう。

どちらも必要不可欠な要素だとは思いますが、それぞれの方法を行うことによって体得できるメリットは異なってきます。

何の能力を目的として養っていきたいか、それについてあらかじめ考えながら黙読と音読の方法を使い分けられたらよいでしょう。