人は日々成長していくものですが、その過程でわからないことや自分の力だけでは解決できないことも多々あります。
また、精神的に弱ってしまうこともあります。
そんな時「自分は情けないな」と感じることはありませんか?
今回は自分の弱さに、無力さに、情けないと感じた時に立ち直る方法をご紹介します。
自分ができることを考えてみる
まずはなぜ自分が情けないと感じたのか、その理由を明確にしましょう。
漠然とした落胆は精神をすり減らすだけで建設的ではありません。
自分ができないことがあったのか、どうすれば自分に自信が持てるのか考えてみましょう。
そこには必ず理由があるはずです。
100%できないことでも、何かできることはあるはずです。
例えば親友が悩みを持っていたとします。
肩を落とす親友の背中を見てあなたは何も出来ず、かける言葉もなく自分が情けないと感じたとします。
本当にあなたは何もできないのでしょうか?
メールを送ることができます。
電話をすることができます。
遊びに誘うことができます。
親友の悩みを解決してあげることはできなくても、心配してくれているというだけで親友は救われた気持ちになるでしょう。
自分ができることを実行すれば、情けないと感じることはありません。
努力する過程が大切です。
再度トライする
自分自身が何かに失敗したとします。
自分が情けないと感じ、もうやめたい・・・と思うこともありますよね。
しかし成長は失敗してこそ得られるものです。
ダメだったから、次はこうすればできるかもしれないと思う気持ちが創意工夫や改善をもたらします。
一度失敗したからといってふさぎ込んでしまってはもったいないでしょう。
継続は力なりといいますが、諦めなければいつか成功を手にできるかもしれません。
状況は日々変わっていきます。
その時はダメだったことでも、次は大丈夫かもしれません。
情けないと感じた気持ちを原動力にして是非再度トライしてください。
思わぬところで波及効果があるかもしれませんよ。
一度離れてみる
自分が情けないと感じてしまった事柄がどうしても頭から離れない場合は、一度そのものから離れて距離を置いて、離れてみることをオススメします。
人間関係の場合、近くにいすぎることで見えないこともあります。
距離をおいてみて見えてくることや、気づくこともあります。
距離を置いたからといってそれが「別れ」というわけではありません。
大切な人なら、距離があいても繋がっていられるはずです。
友人関係でも、社会人になるとそれぞれ環境は変わり、既婚者独身者、子あり子なし、職業の違いなどで人によって立場が分かってきます。
悩みも異なり置かれている環境も違うため、その中で同じ価値観でいることなんてできません。
そういうとき、少し疎遠になってしまうこともありますが、大切な友人であることには変わりません。
肝心なときには助けてくれる。
離れていても絆が変わることはありません。
いっそ諦める
頑張っているのにどうしても自分の能力が届かない。
悲しいことにどう頑張ってもできないこともあります。
それは、好き嫌いと得意不得意は違うからです。
もちろん努力をすることでできるようになることもあります。
しかしどんなに努力をし続けても達成できないことがあるとしたら、才能は別のところにあるのかもしれません。
そんな時はいっそ諦めるという選択肢を持つことも1つの道です。
しかしこの意味での「諦める」は「投げ出す」ことではありません。
情けないと感じた気持ちを他へ転換するのです。
いつまでも過去のことにこだわるのではなく、気持ちを切り替えることも必要です。
気持ちを他へ向けることが出来れば、新しい道が開けるかもしれません。
人に協力を求める
仕事で自分の能力以上のタスクを与えられたとします。
そこでつまづき、自分が情けないと感じる・・・。
自分にはこのタスクを全うする能力がない・・・。
諦めるのはまだ早いです。
仕事は1人でするものではありません。
自分1人でできないことでも、周囲の人の協力によって成し遂げられることがあります。
例えば有能なリーダーは人の能力を見極め、仕事を振っていきます。
そして効率よく成果を達成します。
自分がそれらの仕事を直接的に請け負うのではなく、実際に仕事をするのは部下や周囲の人ということになりますが、仕事の采配や進捗管理も重要なスキルです。
あなたが人の協力を得てタスクをこなした場合、「これはあの人の協力のおかげ。私の力じゃない」
そう思うかもしれませんが、人に働きかけて、さらにその人があなたのために動いてくれた。
それも重要なコミュニケーションスキルです。
自分1人だけで抱えるのでなく、思い切って人に相談してみましょう。
自分が情けないと思った時でもプラスに考えよう
自分が情けないと感じた時に立ち直る方法をご紹介しました。
自分が情けないと感じても、いつまでも落ち込んでいるだけでは解決にはなりません。
すぐに気持ちを切り替えて次のステップに移ることでモチベーションも上がります。
人はあるショックを受けたら抵抗が始まり、それを受け入れるまでに時間がかかります。
そのプロセスは辛いものですが受け入れることさえできれば次の行動に移れるのです。
「自分が情けないと思う時に立ち直る方法」への感想コメント一覧
信頼を受けた人から大きな仕事を頂きました。建築関係の仕事です。
普段の大きい仕事の更に10倍あろうかという代物です。
図面を見ただけで、ビビッテしまい。
友人にも相談して、辞めた方が良いなどとアドレスを言われました。
結果、お断りしたのですが、
知り合いが、別の業種を請負ときき、
ハッとしました。
自分は逃げた、情けない、取り返しのつかない事をしてしまった。
ここ3日、何事も手につかず、あまり寝れず、情けない気持ちが抜けません。
一生に1度あるか解らない仕事を断った逃げた自分が嫌でたまりません。
自分はたまに無性に不安な気持ちになります。
この性格は治らないものでしょうか。
朝目が覚めなければ良いと考えてします。