フォトジェニックな写真は見ていてキレイだとは思いますが、あまり好きではないという人もいます。
写真はいろいろな手法で撮る方法がありますが、なぜフォトジェニックが好きではない人がいるのでしょうか。
フォトジェニックが嫌いな人の心理についてご紹介します。
写真写りがいいだけ
フォトジェニックな写真が嫌いな理由のひとつとして、フォトジェニックは写真写りがいいだけという理由が挙げられます。
写真を撮る時にはその瞬間にシャッターを押すことによって、一瞬を切り取ることが醍醐味だという人も多いでしょう。
写真を撮ればその瞬間を切り取ることができるんで、瞬間の素晴らしさを残したいという気持ちが強く込められています。
一瞬を切り取るという写真への強いこだわりを持っている人にとっては、フォトジェニックは単なるキレイな写真にしか写りません。
キレイな写真を撮ることもひとつの手法ですが、ただキレイな写真を撮るだけなら誰にでもできることです。
キレイな場所でシャッターを押すだけで、自動的にキレイな写真を撮ることができます。
フォトジェニックが嫌いな人は写真への思い入れができないので、ただキレイに写っているとしか思わないでしょう。
キレイな写真を撮ることが目的になっている
フォトジェニックが嫌いな人は、ただキレイな写真を撮ることだけが目的のフォトジェニックが好きではありません。
写真を撮る目的としてその瞬間を逃さずシャッターを切ることが、写真撮影の醍醐味だと思っている人もたくさんいます。
またキレイな写真ではなくても、躍動感を感じたりその時にしか撮ることができない決定的な場面を撮ることが、写真撮影では大切だと思っています。
言い換えればその瞬間にしか撮れない写真が良いと思っているので、何度も撮り直したり加工するような写真は好きではありません。
フォトジェニックな写真はキレイに撮ることが中心にあるので、キレイな場所で何度も写真を撮って、よりキレイな写真を残します。
キレイな写真を撮ることが目的となっているのが、写真を撮ることが好きな人にとってはあまり好きではないのかもしれません。
写真は瞬間を撮って残すことができるツールなので、キレイに撮ることだけが目的ではないからです。
目で見る感動を忘れてしまう
フォトジェニックな写真は色鮮やかでキレイな写真ですが、目で見る感動とはまた違ったキレイさです。
目で見る瞬間のキレイさは、感動を呼んだり後に頭に記憶として残るくらい鮮明に覚えているものです。
目で見て感じたことは人にはとても印象に残りやすいので、実際に見る感動を超えることは難しいでしょう。
フォトジェニックな写真がいくらキレイに写せたとしても、目で見る感動には負けてしまいます。
キレイな物を写真に残したいという気持ちが強くなるほど、目で見る感動を忘れてしまう恐れがあります。
キレイな写真を撮るのもいいのですが、目で見て感動することを忘れないことが大切です。
フォトジェニックな写真を撮ろうとするあまり、目で見る感動を忘れてしまうことが多いので嫌いだという人もいるのです。
気に入るまで何度も取り直すのが面倒
フォトジェニックが嫌いな人の心理として、キレイな写真が撮れるまで何度も取り直すのが嫌だという人も多いです。
納得できる写真を撮りたいと思う気持ちは分かりますが、写真は一瞬を切り取るためのツールと言っても過言ではありません。
キレイに撮るために何度も繰り返して撮るのも手法のひとつですが、写真が好きな人にとってはキレイに撮るよりももっと大切なことがあります。
写真から何かを伝えることができれば、これ以上ない幸せを感じるでしょう。
写真を見る人に感動を与えたり感情に訴えることができる写真が撮れれば、キレイな写真でなくても構いません。
フォトジェニックな写真はただキレイに撮るだけが目的なので、何度も取り直して感情が込められていないと思うから好きではありません。
瞬間を撮影する気持ちを忘れてしまっているから
写真を撮る時にその瞬間をカメラに収めたいと思ってシャッターを切りますが、キレイな写真でなければ何度もやり直すのでは気持ちも薄れてしまいます。
1枚の写真に込められた思いが見ている人に伝わるのがいい写真と言えますが、何度も取り直しをしてキレイな写真を撮っても感動を伝える事はできないでしょう。
フォトジェニックな写真を見た人はキレイな写真としか思わないので、フォトジェニックな写真からはそれ以上感じるものは少ないでしょう。
写真を撮る瞬間の気持ちを忘れてしまうと、ただキレイな写真を撮るだけになってしまい、それ以上の感動を与えることができません。
ただキレイなだけのフォトジェニックな写真からは感じることが少ないので、写真が好きな人の中には嫌いだと思う人もいるのです。
写真撮影はキレイな写真を撮ることだけが目的ではない
写真を撮る目的はいろいろありますが、やはり写真はキレイな写真を撮ることだけが目的ではありません。
その時にしか撮れない写真を撮ることが醍醐味なので、感動を与えたり躍動感のある写真の方が遥かに価値があると感じます。
キレイに撮ることだけが目的ではなく、他の気持ちに訴えられるような写真ならば、フォトジェニックな写真でも好きになれる人も増えるかもしれません。
「フォトジェニックが嫌いな人の心理とは?写真うつりに注力するだけ」への感想コメント一覧
一緒に食事に行ったりすると、なかなか食べられないので面倒に思うことはあります。でも綺麗な写真なら思い出に残るので、何度も見返せて良いですね。