生理中の運動はしていいのでしょうか。
ダイエットをしていたり体を鍛えたり、仕事柄必然的に体を動かすことが必要だったりとさまざまな事情があると思います。
生理中でも絶対安静にする必要はないそうです。
生理中のストレスを発散したり、人によっては生理の症状が改善されることもあるそうです。
そこで生理中に運動をする際の注意点をご紹介します。
冷えるような運動はしない
生理中はホルモンバランスによってイライラやけだるさの他に冷えやすくなったりむくみやすくなったりします。
冷えは女性にとって最大の敵、冷えてしまうと血行が悪くなって具合が悪くなったり、冷えてしまうと生理痛が悪化したりして逆効果になってしまいます。
ですから、水につかる水泳などのお腹を冷やす運動はできるだけ避けましょう。
お腹を冷やしてしまうと生理症状が酷くなってしまう可能性があるそうです。
もしも水泳などを行った場合は体が冷え切らないようにできれば温水のプールで短時間にし、サウナやお風呂に入ってしっかりと体を芯から温めて冷えを防ぐ必要があります。
また水泳だけに限らず外で行う運動では代謝がよくなて汗をかくと体が冷えてしまうため汗をかくような長時間の運動は控えましょう。
冬場に運動を行う場合はさらに注意が必要です。
冬場外で運動する場合は冷えを防止するために腹巻やホッカイロなどし、冬場は特に汗をかいた後急激に冷えやすいので注意する必要があるようです。
体に不可をかける運動は控える
生理中痛みやだるさを我慢して激しい運動を行う人は少ないとは思います。
生理中は出血するので誰しも貧血気味になってしまうもの。
長距離のランニングやスイミング、その他のスポーツやウェイトトレーニングなどアスリートではない一般の女性が生理中に行うと貧血を起こして体調が悪くなってしまったり、出血が多くなって体に負担になる可能性があります。
ですから、特に生理の出血の多い生理前半は軽い運動やストレッチだけにするなどにとどめることをおススメします。
大きめのナプキンにする
少なからず運動をすれば血行が良くなり、身体が動くので血が流れやすくなります。
また下半身を多く動かすとナプキンがずれやすくなるために汚れてしまう危険性も。
服が経血によって汚れると落ちずらいし人前ならとても恥ずかしいし生理中はとても気を使いますよね。
運動する場合はそのリスクが大きくなると考えましょう。
ですから多い日の対策とおなじようにタンポンを利用したり、大きめのナプキンをしたり、万が一しみた場合見えずらいようにチュニックの下にスラックスを履くなどの工夫をしましょう。
また、運動すると代謝が促進されて汗をかくので使用するナプキンの通気性がいい物にしておくと蒸れずらく痒みなども出ずに快適に運動を楽しめるでしょう。
無理せずできる範囲で行う
生理中の運動では無理は禁物です。
生理中はただでさえ情緒不安定になったりストレスが溜まりやすくなってしまうもの。
無理に運動をして体調を崩してしまったり、ストレスが溜まって肌荒れや暴飲暴食を引き起こしてしまっては意味がありません。
生理中人によっては頭痛やめまい、腹痛や腰痛と言った生理症状が酷く起き上がるのも困難になってしまう方もいるかと思います。
また普段は生理症状が酷くなくてもその月の疲れやホルモンバランスで急にそのような症状が出てしまう場合もあるかと思います。
そういった生理症状が酷く現れた場合は無理せずに運動は控えましょう。
おススメなのはマッサージ。
血行促進を促し冷えを防止してくれます。
動かなくていいのでお腹が痛いときも行うことができます。
また腹式呼吸を意識して行うだけでも運動になるので生理症状が酷い方は出来る範囲だけから始めてみるほうがいいかもしれません。
腰に負担を掛けない運動にする
生理中は血液を排出しやすくするために骨盤が開いています。
そのため骨盤が曲がっていたり運動不足で筋肉が弱っていたりすると生理痛と腰痛を併合する方も多いと思います。
生理中腰痛があるのに無理に動かすと悪化してしまう恐れがあるので、生理中腰痛がある方は運動するときに腰に負担のかかる運動は避けて行いましょう。
腰に負担がかかりずらいのはウォーキング。
クッション性の高い靴や腰を支えてくれるサポーターをうまく利用しながらただし歩き方で軽く運動し、全身と下半身の血行を良くして腰の痛みも和らぐでしょう。
また日々骨盤のゆがみに気を付けて、腰の柔軟を行うだけで症状が改善させて運動できる幅が広がるので生理後もストレッチや軽い運動を習慣づけてみるといいかもしれません。
以上生理中の運動で気をつけることを5つご紹介しました。
冷えや運動のし過ぎに気を付ければ軽い運動で血行を促進して痛みを和らげたりその爽快感で生理中のイライラやストレスをすきっと吹き飛ばすことができるでしょう。
マッサージや腹式呼吸、ストレッチなどテレビを見ながら行える運動もあるので冷やさないようにしながら行ってみてはいかがでしょうか。
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