気が付くとSNSを開いて絶え間なく人が書いたものを読み続けている人は要注意です。
気が付かないうちにSNS依存に陥っているのかも。
自覚はあってもやめられないというあなたにSNS依存から脱却する方法をご紹介します。
寂しいと思っている自分に気が付く
そんなことはわかっているけれどやめられないのだという気持ちはもっともですが、どうして気が付くとSNSに夢中になってしまうのでしょうか。
その原因の一つが寂しさという感情です。
これは現代の人間にはありきたりでよく感じるものの一つかもしれませんが侮ってはいけません。
SNSを始めインターネットを使ったバーチャルな商品の中には現実とよくリンクしているために仲良くしているような錯覚を起こすものもあります。
しかし、それはリアルの生活や友好関係ほど自分を満たしてはくれないものです。
このような慢性的なリアルの交友関係の不足が慢性的な寂しさにつながっています。
こじらせると人とのトラブルにつながりかねません。
まずは自分の寂しい気持ちに気づきましょう。
リアルの交友関係が下手になっていることに気付く
SNS依存になるとリアルの交友関係を築く能力が衰え始めることでしょう。
みんなが食事や楽しい季節のイベント、充実した会話やコミュニケーションをしている最中に、電子機器を手に持って猫背になりながら画面を見つめ、次から次へ記事を眺めているのですから。
電子機器を通したコミュニケーションで普段のコミュニケーションの時にはやらないような行動をとったことはありませんか?例えばちょっとしたコメントで腹を立て質問もしないでいじわるなことを書いてしまったり、感情のままに記事を書いて削除してしまったりするような行動です。
そのような衝動性が習慣になって、それをそのままリアルに持ち帰り同じような反応をしてしまうならば交友関係に支障をきたしてしまうことは間違いないでしょう。
また、声が小さくなったり、滑舌が下手になったり、姿勢が悪かったり普段できていたことができなくなることもあります。
1日にSNSを利用する時間を決めてみる
制限があるのは深いかもしれませんが、SNSはかなりの時間泥棒になる場合があります。
つながる友人が多いほど、1時間くらい平気で眺めてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、1日1時間でも集めればかなりの時間になります。
毎日欠かさず1年もやれば365時間、つまり約15日間寝ずにやっているのと同じ時間を使ってしまいます。
実際は日に何度も眺めるでしょうから、これより長い時間を使っていることになるでしょう。
1年は12か月しかないのに、そのうちの1か月をSNSの時間に割り当ててしまっていいのでしょうか。
良く考えましょう。
オススメなのは、一日の間に時間帯を決めてそれ以外の時間はSNSを見ないことです。
更新情報は24時間休みがない上にタイミングが決まっていないので、自分の閲覧時間に制限をかけ早いレスポンスを自分にも相手にも義務付けないことが大切です。
とりあえず友人と会ってみる
SNSで培った違和感を解消する一番良い方法は、実際に友人と会って時間を過ごすことです。
しばらく遠のいていたならば、はじめは気まずくて何を言っていいかわからないかもしれませんし、SNSで振られている共通の話題ばかり出されるとイライラするかもしれませんがそれで構いません。
相手と時間を過ごしているうちに、自分と相手が違う人間だったという事を思い出して我に返ることができるでしょう。
こうあるべきだというステレオタイプの考え方も、現実の前では役に立たないかもしれません。
現実は、疲れたり衰えたり、間違えたりする場所でもあるからです。
以前は出来ていた配慮や思いやりの方法をもう一度思い出して、相手の様子と自分の様子を観察してみましょう。
反応を返すツールと自分の感情を区別する
人間の違いはアイコンの模様の違いよりずっと複雑です。
遠くの人と瞬時にコミュニケーションができるSNSは便利なツールではありますが、リアルの表現の幅よりはずっと選択肢が狭いのです。
用意されているツールの幅でしか感情表現ができないことが、そのうちアイコンを見る瞬間に行動するただの反応にならないためにも、慣れさせない工夫は現代に必要なスキルなのではないでしょうか。
あなたの感情は1枚のイラストや簡単な文字以上に複雑で大切なものです。
反射的に押したボタンよりもたくさんのことを考えたり感じたりすることができます。
ですから、コミュニケーションの幅をツールに依存させないようにしましょう。
SNS依存からは脱却しよう
SNSから自分をデトックスさせるためのポイントはリアルの人間関係にあることがわかります。
面倒で大変でややこしいという印象もあるかもしれませんが、それは大切な経験です。
上手に組まれたプログラムや広告に感情を流されて、思わされた気持ちを本当の気持ちだと誤解しないように使用はほどほどにしましょう。
また、健全な人間関係を保つために、本当に関係を続けたい人とリアルで会うことを忘れないでください。
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