好きじゃないのに付き合う人の心理とは

いつも恋人が絶えない人は、毎回違う相手を心から好きだと思っているんでしょうか?

実は、そうではない人もいるようです。

相手を好きじゃないのに、異性と付き合える人もいるものなんですよね。

今回は、そんな人の心理を紐解いてみましょう。

一人でいるのが淋しくてたまらない

極端な淋しがり屋のため、全然好きになれない異性が相手だとしても、一人でいる淋しさを味わうよりは全然マシ、と思っている人です。

いつでも頼れる相手が欲しい、話を聞いて欲しい、自分は一人じゃないと思いたい、などの欲求を抱えているため、誰でもいいから傍に置きたいのです。

こんな人は、自分と一緒にいてくれる、手近な異性を捕まえて、上手に相手を落として、次々と恋人にします。

女性の場合、一緒にいてくれるなら、早い段階で身体を許すことも厭いません。

また、別れが訪れるのを恐れているため、自分を曲げたり、相手に必要以上に尽くすなど、恋人の心を繋ぎとめることに必死になる傾向があります。

そんな人は、恋人が尽きない毎日を送っているのだとしても、あまり幸せそうに見えません。

そこまでして、好きでもない人と一緒にいても、何も良いことはないはずですのですが、淋しさゆえにの行動なのでしょう。

一人身が恥ずかしいことだと思っている

見栄っ張りな人にありがちなのが、この考え方。

恋人がいない人=負け組、と短絡的な図式によって物事を判断していて、かつプライドが高いため、自分が「負け組」にならないように必死です。

また、自分を異性が放っておかない魅力的な人間だと周囲に見せたいので、恋人がいない状態になることを許さないのです。

自分の恋人を本当に愛せるかということよりも、周囲へのモテモテアピールの方が大切だと思っているのでしょう。

こんな人は、プライドが傷つくことを恐れて、難易度の高い異性を狙うようなことはしません。

好みじゃなくても、好きになれなくても、攻略が簡単そうな異性を狙って、すぐに恋人にしてしまいます。

常人の考え方からすれば、気が合わない異性といつも一緒にいるくらいなら、一人か、同性の友達と遊んだ方が全然楽しいと思うものですが、その人にとっては、周囲に「負け組」だと思われずに済む方が楽だということですね。

告白を断れない

別に恋人がいなきゃいけない、というわけでもないのに、好きじゃない人と交際している人は、お人好しすぎるのかもしれません。

相手の告白を無下に断れず、とりあえずOKしてしまうのです。

確かに、決死の覚悟で愛を告白してきた異性を、好きな人ではないからと振ってしまうのは、かなり心苦しいものですよね。

でも、恋愛は、お互いに好き同士であることが大前提。

ですから、好きになれないな、と思ったら、お断りするのが普通の対応です。

ここで優しすぎる人は、相手を傷つけるよりも、自分が我慢すればいいと思って、お付き合いを承諾してしまうのです。

そして、本当に言葉通りの意味で、「付き合ってあげている」という状態になってしまいます。

優しいことは良いことですのですが、度が過ぎると却って相手のためになりません。

恋愛感情抜きの付き合いは、あまり長くは続かないことが多いです。

相手の方が、自分に気持ちが向いていないことに気付いて、終わりを迎えるのが想像できます。

楽観的に、一緒にいればそのうち好きになると思っている

ちょっと縁があった異性や、親しくする機会があった異性などと、恋愛感情が湧く前でもカジュアルに交際できるという人も、中にはいますよね。

こんな人は、恋愛を楽観視していて、一緒にいるうちに相手に恋愛感情が芽生えるものだろうと思っているのです。

おそらく、そんな人は基本的に人というものが大好きで、誰と一緒にいても楽しめるタイプの人。

そして、人を嫌いになりにくい、心の広い性格をしているのでしょう。

ある意味羨ましい性格をしていますが、別な観点から見ると、恋人に特別な感情が無いので、相手を特別扱いするとか、誰よりも優先するなどが出来ません。

相手に「恋人」という肩書を付けてはいますが、接し方はその他大勢の友人と同じ。

違いと言ったら、身体の付き合いがあるか無いかくらいのものです。

こんな付き合いを続けて、本当にそのうち相手を好きになれれば良いのですが、男女の間には相性というものがあるので、そううまくは行きません。

いつまでも恋愛感情が湧かない可能性もありますし、相手の方が自分に愛が無いことにしびれを切らす方が先かもしれません。

好きじゃない人との交際は長続きしないかも

このように、好きじゃない異性と付き合える人たちの心の中には、様々な心理があるのです。

でも、そんな付き合いは長続きしないことの方が多いものです。

好きになれない異性と付き合っていてもそんなに楽しくないし、面倒事が増え、別れる労力を負うだけです。

男女共に、恋愛に熱を上げていられる時間は限られているのですから、どうせ付き合うなら、心から愛せる人がいいですよね。

 

    「好きじゃないのに付き合う人の心理とは」への感想コメント一覧

  1. 1. めめこ2018/05/02(水) 22:23

    誰かといることで満たされるのであればそれも大事なのかなと思います。誰とどんな気持ちで付き合うもそれぞれですし、心理を読み解く必要性も感じないですけど、当人が幸せになれるならプロセスはどうでもいいのではないでしょうか。

  2. 2. ゆず2018/05/06(日) 21:14

    今まで、恋人と

  3. 3. ゆず2018/05/06(日) 21:18

    今まで、恋人と別れてもすぐに新しい恋人を作る人は、「恋人がいることがステータスである、勝ち組である」と思っているのではないかと思い、あまり良い印象を持っていませんでしたが、記事を読んで、一人では寂しいという人や、告白が断れない人もいるという考え方を知って、少し見方が変わりました。勉強になりました。

  4. 4. リリアン2018/05/12(土) 06:04

    古風かもしれませんが自分の好きな人よりも、自分を好きになってくれる人と付き合ったほうが幸せという考え方もあります。付き合えている時点で、嫌いではないので、十分好きになる可能性はあると思います。

  5. 5. 名無しのイケジョさん2018/06/07(木) 11:29

    好きでもなく、漫然とした付き合いの人間関係というのは、どこまで続いたとしても幸福になれない気がしてしまいます。でも、こういう付き合い方をしているカップル意外と多いですよね。私自身は独りですが。

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