低反発枕をキレイにするメンテナンス方法

最終更新日:2016年9月30日

一日の終わりには、気持ちのいい寝具でゆっくり寝て疲れを取りたいものですね。

質の良い眠りに欠かせないのは、寝心地のいい枕です。

中でも人気なのが、柔らかく頭を包み込み、優しく支えてくれる低反発枕。

毎日清潔に保ちたいところですが、枕は肌や髪に直接当たるため、目には見えなくても汗や皮脂でとても汚れています。

お手入れしないまま使い続けていると肌荒れの原因にもなってしまいます。

でも、低反発枕は普通の枕と同じお手入れでいいのでしょうか?

ここでは、低反発枕を清潔に保ち長持ちさせるためのお手入れの方法をご紹介します。

1.低反発枕の丸洗いはNG

汗や皮脂がしみ込んだ枕。

丸洗いしてお日様に干してスッキリさせたくなりますが、低反発枕を水に浸けるのは絶対に避けましょう。

低反発枕に頭を乗せると適度な固さでゆっくりと沈みこみ、頭の形に柔らかく変形して包み込んでくれますが、その秘密は素材にあります。

低反発枕に使われているのはウレタンフォームです。

ウレタンフォームは水と反応して、非常に脆くなる性質があります。

また内部に小さな気泡がたくさんあり、空気や水がたまって通り抜けにくい構造になっているため、一旦水に浸けてしまうと非常に重くなって自重でボロボロに壊れてしまいます。

何も知らずに洗濯機に入れたらすっかり変形してボロボロの塊になっていた、ということにならないように、水洗いは絶対に避けましょう。


2.低反発枕は天日干ししない

晴れた日に干したシーツはいかにもパリッとして、気持ちよく眠れますよね。

「おひさまのにおい」という衣類用芳香剤があるくらい、天日干しした寝具は寝心地のいいものです。

ところが、低反発枕は天日干ししてはいけないのです。

低反発枕の素材であるウレタンフォームは、紫外線にとても弱い性質を持っています。

紫外線に当たると素材が劣化し、柔軟性が失われてしまいます。

あの包み込まれるような優しい感触が、日に当てて干すと固くぼそぼそとした触り心地になってしまいます。


3.低反発枕の基本的なお手入れは陰干し

それでは低反発枕はどうやってお手入れすればいいかと言うと、基本的には陰干しです。

晴れた日に、風通しが良く日陰になる場所で、できるだけ枕の表面が空気に触れるようにして陰干しします。

壁に立てかけたり、洗濯かごや物干しの上に渡すように置いたりして、風通しよく干します。

市販されている枕専用のハンガーも手軽で便利です。

枕を大きめの洗濯用ネットに入れて、物干し竿に洗濯ばさみで留める方法もあります。

干しているときには、直射日光が当たっていないか時々チェックしましょう。

干す時間は10時から15時くらいが適しています。

もし目立つ汚れがあるときは、濡らしたタオルを固く絞り、トントン叩くようにしてよごれを落としてから陰干しするようにしましょう。


4.低反発枕には衣類用の消臭芳香剤をスプレーする

陰干ししてもにおいが気になるときは、スプレータイプの布衣類用消臭芳香剤をあわせて使いましょう。

消臭だけでなく、殺菌効果もあるのでオススメです。

低反発枕のウレタンフォームの中にはたくさんの小さな気泡があるため、通気性は悪くなっています。

それで睡眠中に吸い込んだ空気や水分が入れ替わりにくいのです。

お手入れ時には軽くもみほぐすような感じで空気や水分を押しだしてからスプレーし、陰干しすることで、消臭殺菌効果が高まります。


5.低反発枕のカバーはこまめに取り換えて洗濯する

枕本体が洗えない分、カバーはこまめに取り換えて洗濯するようにしましょう。

枕の形に合わせた専用のカバーを、洗い替えに数枚持っていると便利です。

中には、枕カバー自体に消臭機能のついたものもあります。

枕カバーは直接、肌や髪が触れるところです。

汗や皮脂、よだれ、目やになどで汚れた枕カバーを使っていると肌荒れの原因になります。

いつも顔の片側に吹き出物ができやすい人は、そちら側を下にして寝る癖がついているのかもしれません。

枕カバーを清潔に保つことで、肌荒れを予防しましょう。


6.アロマサシェで安眠しながら低反発枕の殺菌も

陰干しして清潔になった枕に、アロマサシェを使うのもオススメです。

アロマサシェとは、天然のエッセンシャルオイルを含ませた香り袋のことで、枕カバーに入れるものや、枕に直接貼りつけるタイプのものなどがあります。

枕用のサシェで一番オススメする香りはラベンダーです。

ラベンダーは万能アロマと言われるほど効能の多い香りですが、特にリラックス効果に優れています。

疲れた心と体の緊張をほぐしてくれるので安眠には最適です。

そして嬉しいことにラベンダーの香りには消毒殺菌効果もあります。

寝具を清潔にしてくれる素敵なおまけがついてくるのです。


7.洗える低反発枕で清潔に

ここまでご紹介したお手入れ法を試しても、におったり汚れが落ちないようであれば、思い切って新しい枕に変えてみましょう。

その際は洗える(ウォッシャブル)低反発枕も検討してみてください。

これはウレタンフォームの通気性をよくすることで、丸洗いできるようにした製品です。

劣化の心配なく洗うことができるので、いつも清潔にしておくことができます。

ネットにいれて手洗いモードで洗うのが基本ですが、それぞれの洗濯表示に従って洗いましょう。

清潔な低反発枕で心地よい良質な睡眠を

質の良い眠りは健康の基本です。

毎日清潔な寝具で気持ちよく眠れば、心も体もスッキリして健康な毎日を送れること間違いなしです。

大切な枕をこまめに丁寧にお手入れして、お気に入りの低反発枕を清潔に保ち、長持ちさせましょう。