年上女子が年上男性と結婚をする時のハードル。年上女房だからこその悩みを事前に知っておこう

かわいい年下男性と交際するのは、大人の女性になったら、一度は憧れることです。
ですが、いざ結婚となると、相手が年下男性の場合、同年齢や、年上男性には無いハードルが存在します。

今回はそんな年上女性だからこそのハードルについてご紹介します。

彼側の両親から結婚の許可が下りない

結婚は相手の家に入るもの、という時代ではありませんが、やはり息子を持つ親としては、若くてかわいいお嫁さんに「お義父さん、お義母さん」と慕われるのを夢見る人が多いはずです。

それが、年上でいかにも尻に敷かれそうな女性を連れてきて、結婚しますと言われては、その夢は儚く散ってしまうわけです。

しかも、大事に育てた息子が、よその女の言いなりになっているような場面は、情けなくって見ていられません。

そんな息子に育てたのは自分たちだということを棚に上げて、彼女の方にばかり難癖をつけてしまいがちです。

親世代が結婚適齢期の頃は、今よりもっと年上女房は少なかったはずです。ですから偏見もあるでしょう。

両親が年下男性×年上女性の結婚でもない限り、眉をひそめられる覚悟はしておいて下さい。

しかしながら、結婚は彼の親とするのではなく、彼本人とするもの。
彼に、「この人意外と結婚する気はない」と、きっぱり両親に言ってもらいましょう。

夫が頼りないと感じる

めでたく結婚が決まったとしても、困難はまだまだ待ち構えています。

交際中は、女性の方がグイグイ引っ張って行くことの方が多かったとしても、結婚となれば、どうしても夫の方が前に立つ機会が多いものです。

結婚式から始まって、保険や役所関係の書類、家のローンの名義、子供の教育に関わる申し込みなど。
親族間の体面もありますから、いかにも女房の知りに敷かれているようには見せたくないですよね。

裏では妻の方が主導権を握っていても構いません、人によっては、むしろその方が上手くいく場合も多いです。
しかし、公共の場や、親族間の付き合いは、妻の方が前に出ていると不自然な印象を与えてしまいます。

年下夫が前に出る機会が急に多くなり、今まで引っ張っていた妻が一歩引くように立場が変わると、付き合っているときは気にならなかった頼りなさが際立ってしまって、関係が悪くなる可能性があります。

そうならないように、妻の方がしっかり裏で糸を引いてあげなければなりません。

夫が子供すぎる

現代の男性は、実年齢より0.7がけした精神年齢だという意見もある通り、女性から見ると本当に子供っぽい人が多いです。
同年齢でも子供っぽさに耐えきれずに別れるカップルがいるくらいなのに、それが年下男性となると、男女間の精神年齢差は広がるばかり。

例えば、結婚資金や、結婚後の給料などは、二人で話し合って貯めていきたいと女性の方が提案しても、一生懸命働くよりもまだまだ遊びたい、自分のお金は100%自分のために使いたい、などと駄々をこね始める男性もいるようです。

これでは、結婚しても子供が一人増えるようなもので、家族を作るなんて現実的に考えられません。

今まで子供のように振る舞っても何の問題も無い暮らしをしていたのに、一家の大黒柱になって、多少のことは我慢しなければならない状況に耐えること。
年齢など関係なく、世の既婚男性と同じように、夫として父として、家族を守る覚悟を持つこと。

これらの意識を持てるかどうかが、年下男性との結婚生活が上手く行くかの見極めどころです。

妊娠、出産への認識の甘さ

ただでさえ男性は、年齢による体調の変化が出にくいので、女性の身体については疎い場合が多いものです。
これが、妊娠、出産となると、「生理があるうちは出産できるもの」程度の軽い認識しか持っていないこともあるようです。

子供が欲しい女性なら大体は、30を過ぎたあたりから妊娠に焦りを覚え、35からは妊娠率が激減することを常に視野に入れています。
それだけではなく、出産してからも、日々重くなる子供を抱っこしておんぶして、散らかせば片付け、走り回れば追い掛けを何年も続けるのです。

そのための体力配分を考えると、出産は若いうちにするに越したことはありません。

ですが、年下男性は、自分の同級生に子持ちが少ないことや、前項のように自分の時間が奪われたくないことを理由に、よほど子供好きでないと積極的に妊活に協力してくれません。
その点で、年上女性との価値観の食い違いが発生してしまうのです。

これは、女性の方から、根気よく女性の体の仕組みや、早く子供を産むメリットを説明し続けて、説得していくほかありません。
万に一つでも、わざと避妊を失敗させるような行為は、色々な疑いの種になりますので、焦りが募ってもそんな手段には出ないようにしましょう。

年上だからこそのハードルを認識しつつ行動していこう

以上の4点、年下男性と年上女性の結婚におけるハードルについて説明しました。

もちろん、ここに書いてある問題が当てはまらない、幸せなカップルもいるかと思います。

ですが、備えあれば憂いなし、と言うように、あらゆるトラブルに備えて、対処法を考えておくのも安心材料の一つです。

 

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