売れない役者をしている彼と付き合う際のコツ

舞台などでの演技に魅せられてしまい、役者と男女の付き合いに発展するという人は少なくありません。

しかし、その役者が全く売れていないという人であった場合、交際が長く続けば続くほど、一方的に苦労を強いられることがよくあります。

そこで、売れない役者と付き合う際、心得ておきたいポイントについてご紹介します。

こちらから積極的にお金を出してあげることは控える

売れない役者はお金がありません。

そのため、お金がなくなってどうしようもなくなった場合、恋人のお金を当てにするようになってしまうということがよくあります。

この時気をつけておきたいことは、恋人がお金に困っていても、こちらから積極的にお金を出してあげることは控えるということです。

1度こちらがお金を出してしまうと、相手からの要求はエスカレートしていきます。

そしてそれが続くと、相手は「恋人にお金を出してもらうことが当たり前」という気持ちになってしまい、全面的に依存してくるようになります。

このことを避けるためには「お金がない」と言ってくる恋人に対して、過度な同情をしないことが必要です。

お互いに大人である以上、自分のお金は自分で管理するのが当然です。

まずはこのことを、改めて自分に言い聞かせ、恋人からどんなに泣きついてこられたとしても「私はお金を出すことはできない」と毅然とした態度で断りましょう。

公演のチケット販売に、必要以上の協力をしない

役者が逃れられないものの1つに「舞台公演のチケットノルマ」があります。

このチケットノルマは、1公演につき、かなりの枚数になります。

チケットを売ることができなかった場合、売れなかった分のチケット代は当然、役者が負担することになります。

その金銭的負担が苦しくて、付き合っている恋人にも、チケット販売を頼んでくる役者もいます。

しかし「自分にはそこまでの枚数を売る自信がない」と判断した場合は、販売に協力することをハッキリ断るようにしましょう。

一緒になってチケット販売をする生活が何年も続くと、大きなストレスになって心にのしかかります。

恋人のマネージャーのような存在になろうという覚悟があれば良いですが、そこまでの覚悟ができていなければ、チケット販売には、必要以上の協力をすることは避けた方が良いでしょう。

もちろん、自分が心から「見にいきたい」と思う公演であれば、ぜひ応援に行ってあげてください。

「自分の恋人が舞台で活躍する姿を、どうしても他の人たちに見てもらいたい」という純粋な思いがある場合であれば、積極的にチケット販売を手伝っても良いでしょう。

純粋な思いが動機になっているのであれば、ストレスになることはないからです。

安易に同棲を始めない

売れない役者は、値段の安い賃貸に住んでいることがほとんどです。

しかし彼らは、ギリギリの経済状態で生活しているので、そんな安い賃貸の家賃を払うことさえ、苦しいという場合があります。

そのため、少しでも負担を減らそうと「同棲したい」と申し出てくる可能性があります。

でも、ここで安易に同棲を始めてしまうと、お互いの不幸につながる結果になるケースが多くなります。

お互いが本当に愛し合っており「これから結婚を前提に、2人の生活基盤を地道に築いていこう」という動機で同棲を始めるのであれば、それは問題ありません。

問題なのは、売れない役者である恋人の経済的な負担を減らすためだけに始める同棲です。

この場合の同棲は、一方的な経済負担を強いられる上に、稽古や公演で忙しい恋人の身の回りの面倒まで見なくてはならなくなります。

その結果、こちら側に大きなストレスが溜まるようになり、それを相手にぶつけるようになってしまいます。

そうなると、相手もまた気分を害し、最終的には、いがみ合い罵り合いの生活が続くようになります。

このように「今の出費を、とにかく少しでも何とか抑えたい」というような安易な動機で始めた同棲は、幸せな結果に結びつくことがあまりないと考えて良いでしょう。

相手のプライドを傷つけないように、プロの役者として自立する覚悟を決めてもらうように仕向ける

何年も売れないままでは、役者もプロとは言えません。

役者を続けていく以上「何としてもプロとして1人立ちする」という覚悟を決めて、死ぬ気で仕事に打ち込む必要があります。

長年売れない役者をしている恋人に、この覚悟を決めてもらうためには、恋人が、相手のモチベーションを上げるように上手に仕向けていくことが不可欠です。

しかし、役者を続けている人は、独自の芸術論や美学を持っており、プライドも高いということが特徴です。

それを傷つけないように配慮しつつ、プロとして自立するための覚悟を、時間をかけて促していきましょう。

最初は、相手が反発してくるかもしれません。

しかし、そこで諦めてはいけません。

地道にコツコツ時間をかけて、相手の心にじわじわと訴えかけていくという粘り強さが必要です。

そして「あなたならきっとできることを信じている」ということを、常に伝え続けることも忘れないようにしてください。

売れない役者な彼と上手に付き合っていこう

売れない役者はお金がない上に「何年も惰性でダラダラと芝居を続けてきてしまっていた」という人も少なくありません。

そのため、心のどこかに甘えの気持ちを持っていることがよくあります。

しかし、ここで恋人が中途半端な同情心を見せ、甘やかしてしまうようになると、お互いの不幸に繋がります。

相手のプライドを尊重しつつも、こちらの意思をはっきりと伝えるようにして交際することが大切です。

そして、本当にその恋人を愛しているのであれば、プロの役者として自立するように、地道に働きかけていくことも必要です。

 

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