ワックスをつけたまま寝ると頭皮に負担がかかる。肌荒れにつながることも

仕事で疲れて帰ってしまった時に、朝お風呂に入るから面倒臭くなってそのままの寝てしまうことってありますよね。

本当はしっかりと髪を洗った方がいいのは分かっていますが、ワックスをつけたまま寝ると何が悪いのかをご紹介します。

頭皮に負担がかかる

働いていると汗をかきますが、当然頭皮からも汗が流れています。

ワックスのほとんどは油分が主要成分ですから、ずっとつけていると脂は酸化してしまいます。

酸化したワックスの油分がそのまま髪についていますが、本来ならば1日でそれほど頭皮に影響を与えることはありません。

しかし頭皮に負担がかかるというのは、寝ている時に知らぬ間に頭皮に油分がついてしまうことで負担がかかってしまうのです。

髪についているワックスが酸化をしたままついていると、寝る時に枕に髪が擦れてしまい、それが頭皮につく原因となってしまいます。

油分なので頭皮に雑菌が繁殖しやすい状況にもなるので、頭皮環境にはとても悪い影響を与えるでしょう。

髪の毛はどんどん生えてくるものですが、頭皮の環境が悪ければ生えにくくなるので薄毛の原因にもなってしまうでしょう。

肌荒れの原因

ワックスは1日つけることで酸化しますが、酸化した油分は体の皮膚にはとても悪影響を与えてしまいます。

髪についた油分は寝返りをうったりすれば枕カバーについて、それが頭皮や首周りにも付着してしまうかもしれません。

頭皮も皮膚ですから影響を受け、毛根が油分によって塞がれるので頭皮環境が悪くなり薄毛の原因ともなります。

また首周りには枕カバーなどについた酸化した油分がついてしまうでしょう。

皮膚もそれぞれ毛根がありますし、新陳代謝を行っています。

その新陳代謝をジャマするのがワックスの酸化した油分なので、気づかないうちに首の後ろなどにブツブツができてしまうこともあるでしょう。

皮膚にはダメージを与えやすいので、肌荒れの原因ともなってしまいます。

朝のお風呂が大変になる

ワックスをつけっぱなしで寝てしまう原因として、朝お風呂にはいるので夜そのまま寝てしまうことが多いかと思います。

しかし仕事に行かなければならない朝の時間帯に、昨日の酸化したワックスをキレイに洗い落とすことができるかどうかはとても不安です。

酸化した油分は寝ている間に頭皮にたっぷりついていることでしょう。

髪の毛を洗う時にはシャンプーは頭皮を洗い、リンスで髪に潤いを与えます。

シャンプーで髪の毛を洗う時に、いつも夜入っている時のようにシャンプーをしてもきっと油分がしっかりと洗い落とせていないでしょう。

いつも夜洗う時には頭皮にはあまりついてい無い状態で洗っていますが、朝洗うと頭皮にたっぷりついています。

それをしっかりと洗い落とすには、少し時間を掛けて丁寧に洗う必要があるからです。

朝の時間がない時にしっかりと頭皮に残った油分を洗い落すのはとても大変でしょう。

薄毛の原因になってしまうかもしれない

実際に頭皮にダメージを負っても、1日くらいなら髪の毛をケアすれば大丈夫だと安易な考えになってしまいますよね。

人は毎日新陳代謝を繰り返して生きています。

細胞も自分の知らないところで毎日生まれ変わっていますが、頭皮では新しい髪の毛が少しずつ成長しています。

油分に覆われた頭皮は、毛穴を塞いでしまうことでしょう。

そうするとそこから出てこようとする髪の毛は、だんだんと細くなってしまいます。

ちょうどホース先を細めると、水が勢い良く出てくることと同じ原理です。

もちろん少しくらいなら大丈夫かもしれませんが、少なくとも新陳代謝に影響を与えることなので頻繁にやってしまうと後で後悔することになるかもしれません。

埃やゴミがついて毛が痛んでしまう

寝ている時にワックスをつけっぱなしにすると、当然髪の毛も痛みやすくなりますし、寝ている間に細かな埃などがワックスによって髪の毛に付着したままになります。

朝起きた時に無意識のうちの髪の毛をといでしまうと、その埃などのせいで毛先が痛んでしまうことがあります。

手ぐしをしてもひっかかることがありますが、それが顕著に出てしまうのでまたケアをするのがとても大変になるでしょう。

髪の毛に一番良い状態は何もつけない状態です。

毎日トリートメントなどでケアをすることで、潤いのあるサラッとした毛を保つことができますが、ワックスをつけたまま寝ることでその努力も報われなくなるでしょう。

すぐに髪の毛が痛んでしまうので、なるべく髪の毛をしっかりとケアをして寝る方が髪の毛にも良いでしょう。

ワックスをつけたまま寝るのはやめよう

ワックスをつけたまま寝てしまうと、髪の毛や頭皮に思わぬダメージを与えてしまうので、結果として良いことはありません。

今までキレイにしてきた髪の毛が、少しくらいなら大丈夫という安易な考えで、とても傷ついてしまいますし薄毛の原因にもなってしまうでしょう。

できればどんなに疲れていても、夜しっかりとワックスを落としてから寝ることをオススメします。

 

    「ワックスをつけたまま寝ると頭皮に負担がかかる。肌荒れにつながることも」への感想コメント一覧

     

    現在のところ、まだ感想はありません。ぜひ最初の感想を書いてください。