図々しい知人は、そのまま放置しているとどんどん調子に乗ってきます。
そして、理不尽な要求をエスカレートさせるようになります。
しかし、彼らに対する嫌悪感をあからさまにし過ぎると、後でトラブルになりかねません。
では、図々しい知人に対しては、具体的にどのような対処をしたら良いのでしょうか。
できる限り接触しないようにする
図々しい知人は、できる限り接触しないようにすることが1番の対処法です。
接触しなければ、図々しいことを頼まれる機会も減っていくでしょう。
例えば、彼らがいきそうな場所を避けて出掛けるといった方法はとてもオススメです。
もし運悪く彼らに遭遇してしまっても、挨拶だけして、足早に立ち去るようにすれば良いでしょう。
図々しい知人に対して中途半端に情をかけてしまった結果、つい彼らのペースに乗せられて、否応なしに接触させられてしまうというケースも少なくありません。
しかし、ここで情を見せずに「今忙しいからごめんなさい」「今体調がすぐれないからごめんなさい」などと言い、毅然と断る必要があります。
これも、彼らとの接触機会を減らすための良い方法です。
無理なことははっきり断り、何を言われてもそれを覆さない
図々しい知人は「この人になら何でも頼める」「この人になら何を言っても許される」という相手に対しては、平気で無理難題を押し付けてきます。
彼らは「自分さえよければそれでいい」という考えの持ち主なので、相手の都合などお構いなしです。
そのため、どこかではっきりした態度を取っておかないと、彼らからの要求はどんどんエスカレートしていきます。
これを避けるためには、無理なことは無理だとはっきり断る勇気が必要です。
もしかしたら、彼らがそれに腹を立て、反撃してくるかもしれません。
それでも冷静さを失わず、ひたすら「申し訳ありませんが無理です」と淡々と繰り返しましょう。
図々しい知人に対しては、はっきりと断る勇気が大切です。
そして、1度断ったら、彼らから何を言われても、それを覆さないようにすることも大切です。
彼らからの圧力に負けて、1度断ったことを覆してしてしまうと「この人に対しては、少しごねれば無理を押し通すことができる」と思われてしまいます。
事務的な態度で接し、親しげなそぶりを見せない
図々しい知人は、少しでも親しくなると甘えを見せ始め、自分のわがままをどんどん押し通そうとします。
そのため、彼らのようなタイプとは、親しい付き合いをしないことをオススメします。
そのために行いたいことは「敬語で話すことを崩さず、常に事務的な態度で接する」ということです。
そのような態度で接していれば、お互いの間に「見えない壁」が生まれます。
その結果、彼らも「この人に対しては馴れ馴れしくできない」と身構えるようになり、図々しい態度を控えるようになります。
図々しい知人に対しては、決して親しげなそぶりを見せず、常に敬語と礼儀正しい態度で接して「見えない壁」を作るようにしましょう。
図々しい人を前にした時は「簡単に土足で踏み込むことのできない聖域」を自分の周りに作っておくことは、とても大切です。
図々しい知人には自分のプライバシーの話題を話さないようにする
図々しい知人に対しては、自分のプライバシーに関する話をしないようにしましょう。
図々しい知人は、他人の事情に遠慮なく首を突っ込み、根掘り葉掘り聞き出すのが大好きだからです。
そして、付き合いが長くなるにつれて、それがどんどんエスカレートしていきます。
図々しい知人からプライベートに関する質問をされたら「プライベートのことなのですみません」「ちょっと事情があるもので申し訳ありません」などと言い訳して、早めに逃げてしまいましょう。
彼らからの質問にいちいち正直に答えてしまうと、益々興味を持たれてしまいます。
そして、質問内容がどんどんエスカレートし、しつこく追いかけまわされる結果になります。
存在を意識し過ぎない
図々しい知人の存在をあまりにも意識してしまうと、無意識的に心が委縮してしまうようになります。
そのため、難しいかもしれませんが、彼らの存在をあまり意識し過ぎないようにすることも必要です。
その結果、彼らは「特別な存在」ではなくなり「その他大勢の中の1人」になります。
図々しい人は、自分が特別扱いされることに快感を感じるタイプなので「ぞの他大勢の中の1人」という扱いをされた瞬間、つまらなくなって離れていくでしょう。
もちろん、特別扱いしてほしいという気持ちが強い人たちですから、最初は意地になってわがまま放題の態度を取ってくるかもしれません。
しかし、そこで動じてはいけません。
どんなわがままを言われても、他の人たちと同じ扱いを徹底しましょう。
これを繰り返していくうちに、彼らの方が根負けしてしまい、自分のわがままを聞いてくれそうな他の人を探し始めます。
図々しい知人に甘い態度は禁物
図々しい知人に対しては「今回だけはわがままを聞いてあげよう」という甘い態度を見せてはいけません。
1度でもそのような態度を見せると、彼らはどんどん図に乗り、わがままをエスカレートさせていきます。
そのため、無理なことは無理と、はっきり断ることが大切です。
そして、彼らがそれに対してごね始めても、決して動じてはいけません。
図々しい知人とは、できるだけ接触しないように工夫することも必要です。
なるべく顔を合わせなくて済むよう、物理的な距離を置くように意識しましょう。
「図々しい人への対処法とは?甘やかしてはいけない」への感想コメント一覧
本当に図々しい人には何をしても効果は望めないかと思います。
曖昧な表現方法ではなく、面と向かってズバリ「あなたは図々しい」と言うか、その相手の持つ図々しさを逆手に取り、何かに利用するのが良いかと思います。
こういう人の頼みを聞いてしまうと、その後に何度も頼み事をしてくるから、始めにちゃんと断っておくのが一番いいです。甘やかしてはダメです。
放っておくこと、事務的な会話これ重要ですよね。真面目に相手していたら疲れるし、相手は構ってくれる要望を聞いてくれる人だと思い込んでターゲットになってしまいます。はっきりと口で言えないのなら態度で表すしかないですね。
うちは敷地内に住んでいる姑と小姑です。物理的な距離を置きたくても無理なので、出来るだけ外出する時間をずらしたり、敢えて事務的にしか対応していません。最近は要支援になり、何かと図々しく頼って来ることが増えたので、パートの時間も長くしたり、デイサービスに行ってもらったりしています。お互いに自分の事は自分で!そう決めています。