好きになった人が偶然バツイチの男性だった時、バツのない男性との違いが分からず困惑してしまう女性は少なくないと思います。
そこで、バツイチの男性は恋愛に対してどんな考え方をしているのかについてご紹介します。
恋愛に幻想や期待を抱かない
初めて結婚する時、多くのカップルは幻想や期待を抱いて、夢も愛もいっぱいで結婚すると思います。
しかしいざ結婚生活を始めてみると、相手の裏の顔や意外な事実、クセ、習慣、考え方など、楽しい事もある反面、様々な驚きや失望が見えてくる事があります。
そこで初めて理想と現実の違いに愕然となるのですが、その違いが2人の関係において致命的だった場合、また色んな理由で別れざるを得なくなった場合は離婚をする事になります。
離婚をするという事は体力的にも精神的にも時間的にも、そして場合によっては経済的にも大きな負担となります。
それでも離婚をしたいという事はよっぽどの理由があっての事なので、平和的に離婚出来るケースは少ないと思います。
離婚を1度でも経験してしまうと「暫く恋愛も結婚もいいや」「女性なんてもううんざり。
1人で生きて行きたい」「相手は欲しいけど怖くて出来ない」と、結果バツイチの男性は女性や結婚に対して幻想や期待は抱かなくなってしまうのです。
女性不信になっている
女性が男性に夢や希望を抱いて恋愛や結婚をする様に、男性も女性に夢や希望を抱いています。
バツイチになる男性の多くは、実は女性に対する夢や希望がバツのない男性よりも強く、その為に現実とのギャップにショックを受けて別れずにはいられない気持ちに駆られたり、女性不信になって心を閉ざしてしまったりしがちなのだと思います。
特に恋愛経験の少ない男性、優しくて女性を美化して捉えがちな男性はショックが大きい分、女性不信になる度合いも大きいと考えられます。
もし好きになったバツイチ男性がこのケースの場合は、自分を知って貰い、信頼関係を築く事から始めたら良いと思います。
「私はあなたを裏切らない、傷つけない」という事を知って貰うのです。
時間はかかると思いますが、積み重ねていく事で心を開いてくれる可能性があります。
再婚をしたいと思わない
1度大変な離婚を経験した男性の多くは、次に恋愛をしたとしても、なかなかすぐには再婚に踏み切る事が出来ないものです。
結婚に対する考え方やフットワークの軽い男性は、これには当てはまらないかもしれませんが、一般的に考えて、1度失敗すると2度目が怖くなる、抵抗が出るのは人として当然の心理状態と言えます。
逆に離婚をしたばかりなのに、すぐに再婚をしようとしてくる男性には注意した方が良いかもしれません。
「もしまた再婚するとしたら絶対に次こそは失敗したくない」という気持ちが強く、バツのない男性よりも慎重に、そして再婚する場合はより固い決意の元と考えます。
一般的には「暫く再婚はしたくない」という気持ちなのが普通ではないでしょうか。
このケースの場合は、男性と結婚したい気持ちが強くても焦らずに向き合っていく事が大切です。
女性に求める要求が多くなる
1度目の結婚は誰しも初めての事で、その場の恋愛感情に流されたり、ある程度気になる点があっても楽天的に捉えて結婚してしまいがちです。
しかし結婚してみると、現実的に女性の至らない部分や嫌な部分が見えてきてしまいます。
料理が下手だったり、掃除が出来なかったり、性格がキツかったり、姑と仲良く出来なかったり、金銭感覚がおかしかったり、味覚が合わなかったり、好みが違ったりなど、様々な一緒にいる上で大切な部分での違いや欠陥が見えてきてしまうと「もっと理想的な人と結婚すれば良かった」「もし再婚するならもっと自分と合う人にしよう」と自然に思う様になってしまい、女性に求める要求が自ずと多くなってしまうのです。
自分の理想通りの相手に巡り会い、結婚する事はかなり難しく確率で言っても低いですが、人はどうしても理想を追い求めてしまうものです。
恋愛に対して保守的になる
1度辛い思いをしてしまうと、どうしても守りに入ってしまい、恋愛に対しても保守的になってしまいます。
バツのない時にはグイグイ積極的になれた筈なのに、1度の離婚を通して人が変わった様に大人しくなったり、飲みや出会いの場にも行かず誘いを断る様になってしまったり、その影響は計り知れません。
恋愛に対して保守的になっているバツイチ男性と付き合って行くのは簡単ではなく、時間が必要です。
いざ付き合ってみても結婚出来るかどうかは分かりませんが、もしそれでもその男性が好きで一緒に居たいと思うのであれば、焦らず会う回数を少しずつ増やしてみたり、その男性にとってあなたが必要な存在になる様に印象付けていく必要があります。
バツイチ男性がバツイチな理由を分析しよう
バツイチ男性の捉え方は2通りあります。
1つは男性側に問題があるケース、もう1つは女性側に問題があるケースです。
後者であれば自分という人間を男性に知って貰い、少しずつ時間をかけて信頼関係を結んでいけばきっと上手く行きます。
しかし問題は前者のケースで、恋愛感情だけでなく冷静に男性がどんな人間かを分析して行く必要があります。
分析をせずに恋愛感情だけでその男性と結ばれたとしても、結婚後に予想外の現実を知る事になるかもしれませんし、場合によってはあなた自身がバツイチになってしまう可能性もあるからです。
「バツイチ男性の恋愛に対する心理とは?女性不信や保守的でいることも」への感想コメント一覧
バツイチの方とお付き合いする場合は、バツイチになった理由が重要だと思います。分析はとても大切だと思いますよ。
名無しのイケジョさんも書いておられますが、確かにバツイチになった理由を知ることは大事ですよね。どんなに外面が良くても、結婚した途端にモラハラとかDV夫になる確率もあるわけだし・・・その人の人生の歴史として、きちんと聞いておきたいですね。