感情の起伏の激しい人が近くにいると、つい気になってしまい落ち着かせようとしたり、機嫌をとるような行動をとってしまいます。
しかし、そのような行為をするほどお互いの関係は悪化の一途をたどります。
感情の起伏の激しい人とどのような付き合いかたをすれば良いのかご紹介します。
感情の起伏の激しい人をよく観察してみる
感情の起伏が激しい人の機嫌が悪くなる時は、何か原因や出来事があって不機嫌になるスイッチが入ってしまうきっかけやパターンがあるはずです。
そのスイッチが何であるかを、感情の起伏の激しい人を普段からよく観察して知るようにして、相手の行動パターンを知ることで、機嫌が悪いサインに気がつきやすくなれるため、離れておくべきタイミングがわかってきます。
すると相手からの攻撃を受ける前に距離をとることができるので、相手からの攻撃を受ける前に離れることができます。
相手のペースに絶対に乗らない
私たちは、不機嫌にしている人が自分の近くにいると、自分のいる場所の安心や安全が壊されてしまうのではないかと心配になってしまうものです。
それでつい、感情の起伏の激しい人の気持ちを落ち着かせようとしてしまい、その結果、相手のペースに巻き込まれてしまうのです。
1度相手のペースに巻き込まれてしまうと、真面目だったり優しい人は一貫した対応をしてしまうため、その後も相手に合わせた対応をしまいます。
また相手もあなたに対して、自分の中にある、強い負の感情をストレートに出すことで、あなたにストレスや心配を与えます。
それにより、あなたをコントロールしようとしてくるため、お互いの距離が近づき過ぎてしまい、その関係から抜け出ることが非常に難しくなります。
相手の行動や心のパターンをしっかりと観察して見抜いて距離感を保つことで、相手の感情の起伏に巻き込まれないような対処をしていきましょう。
他人の心を変える事はできないと知る
感情の起伏の激しい人を見ると、面倒見のよい人は、私がなんとか落ち着かせてあげなくてはいけないと考えてしまいがちです。
それで感情の起伏の激しい人と対立してみたり、もしくは正反対に優しく支えてあげたりして、感情の起伏の激しい人の怒りやイライラをコントロールしようとします。
しかし、どんな方法であっても相手の心を操作することは絶対にできません。
こちらが相手を操作をしようとすればするほど、相手の感情に飲み込まれてしまいます。
相手ではなく自分に軸をおいて、一歩引いて相手の感情に入りすぎないようにしましょう。
また感情の起伏の激しい人が興奮した時には、強く攻撃をしてくることがあります。
ここで反撃しても、相手はひどく興奮しているので、誰かの話を聞けるような状態ではありません。
少しでも早く落ち着きを取り戻してあげられるように、聞いたふり、受け止めたふりをして無反応に振る舞うことが、一番興奮を早く落ち着かせることができます。
落ち着いている時はコミュニケーションをとる
感情の起伏の激しい人だからと、避けて逃げてばかりいる対応ではいずれ限界がきてしまいます。
それを防ぐために、感情の起伏の激しい人が落ち着いている時には一言でいいのでコミュニケーションをとりましょう。
例えば、髪型や服装が変わっていた時は、変化に気がついた事を伝えて似合ってますねと伝えたり、何かをしてもらった時には感謝の気持ちをしっかりと伝えるようにします。
また一緒に笑ったり楽しむ機会を持つことも良いでしょう。
このように少しずつ感情の起伏の激しい人と関係性を深めていくことで信頼関係がうまれて、感情の起伏の激しい人の心が暴走してしまう前に、自然とブレーキがかかるようになるための大切な事です。
また、このようなプラスのコミュニケーションを続けていく事によって、感情の起伏の激しい人は、機嫌をよくしているとみんなと色々と楽しめるんだと理解するようになります。
そして気持ちをコントロールする大切さに自然と気がつくことができるでしょう。
感情の起伏の激しさを個性だと理解する
感情の起伏の激しい人のそばにいると、自分の気持ちをコントロールできない相手に対して、苛立ちや嫌悪感を持つこともあるはずです。
しかし、いちいち相手の感情に反応しているのでは、結果的に相手に振り回されているのと同じ事です。
相手によって自分の心を変えるのは大変な事なので、感情の起伏の激しい人のことを、そういう性格の人なんだと割りきって考えてしまうようにします。
そうすると、いちいち相手の態度や言動を気にしなくても済むため、あなた自身も楽になれるのです。
感情の起伏の激しい人と上手く付き合おう
感情の起伏の激しい人は、自分の気持ちのままを態度に出してしまう素直な人であると同時に、気持ちのコントロールのできない大人になりきれていない未熟な人でもあります。
また気分屋であるため、自分の機嫌が元に戻ると自分のした振る舞いをすぐに忘れてしまう特性もあります。
そのため、そばにいる人は深いところまで考え過ぎて無駄にエネルギーを消耗してしまわないようにして、起伏の激しい人の気持ちがおさまるまで距離をおいて待つ対応が良いでしょう。
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