切り花を長持ちさせよう!水や最初の手入れが長持ちには大切

花束をもらったらどうにか花を長持ちさせたい、キレイに保ちたい、そう思う人も多いでしょう。

けれど数日でダメになってしまうことも多いものですよね。

今回は、切り花を長持ちさせる方法をご紹介します。

切り花の水をこまめに交換する

切り花を長持ちさせる方法は、水をこまめに交換することです。

切り花をもらったら、花瓶に水を入れて生けるでしょう。

けれど忙しく過ごしていると、ついつい花瓶の水をチェックするのを忘れてしまうこともあるでしょう。

1週間ほど経ち、気づいたら切り花だけでなく、その周りの草なども茶色く変色したり、枯れてしまったりしていたという経験はよくあることです。

まずは切り花の水はこまめにかえましょう。

1日1回水を入れ替えることで、花瓶の水に常に鮮度があり、切り花が元気に咲き続けられるのです。

水の交換を忘れないためにも、よく目にする場所にメモを残しておいたり、毎日決まった時間にアラームを鳴らしたりし、水の交換を習慣化すると良いでしょう。

切り花への暖房の風や直射日光は避ける

切り花を長持ちさせる方法は、暖房の風や直射日光は避けることです。

切り花は低温で風がないところにおけば、花が劣化するのを遅らせることができ長持ちします。

真夏や冬など冷房や暖房器具を使う場合、その風が当たる場所に花を置くのはやめましょう。

風に花が当たると、花弁が取れてしまったり、風のせいで全体が痛んだりしてしまいます。

また直射日光にも切り花は弱いため、窓辺などに切り花を飾る際には、カーテンを閉めるなどの工夫が必要です。

切り花は窓がなく、暖房器具の影響も少ない玄関や廊下に置くと、長持ちし、長く花を楽しめるかもしれませんね。

切り花延命剤を与える

切り花を長持ちさせる方法は、切り花延命剤を与えることです。

切り花は花屋さんで買った場合、切り花延命剤をもらえることがほとんどです。

水に溶かして使うもので、花を活ける時に使うと効果があります。

花をダメにしてしまうバクテリアの発生が防げるからです。

切り花延命剤が水に溶けているから、花の水を変えないのではなく、切り花延命剤は少しずつ使い、水を変えるたびに少量を入れて置くようにすると良いでしょう。

また少量の酢や洗剤を水に溶かして切り花延命剤のように使うと、同じような効果が得られる場合もあります。

切り花延命剤が手に入らない場合には利用してみましょう。

花に合わせた水の量を与える

切り花を長持ちさせる方法は、花に合わせた水の量を与えることです。

たくさんの花がついている花束なのに、小さな花瓶に入れてしまうと、そこに入る水分量は少なくなってしまうこともあります。

たいていの花は水をたっぷり与えないと早く枯れてしまいます。

花が多い場合には大き目の花瓶にたっぷり水を入れ、花が一凛の場合などは小さ目、細目の花瓶を利用し、水分量を調節しましょう。

またチューリップの切り花は水をたっぷりあげてしまうと、茎と花が水を吸い、花の部分が下に垂れてしまうことがあります。

極力水分量を少なくして活けるようにしましょう。

このように、花に合わせた水の量は変わってくるため、花を購入した時に花屋さんで聞いてみると良いでしょう。

茎を洗い、切り戻しをする

切り花を長持ちさせる方法は、茎を洗い、切り戻しをすることです。

切り花は、水に活けているうちに、茎がヌルヌルしてきてしまうことがあります。

それは花をダメにしてしまうバクテリアが発生しているからなので。

切り花の水を交換するたびに茎は洗い、ヌメヌメした状態にならないようにしましょう。

また切り花を活けているうちに、茎の先が茶色くなるなど、痛んでいるようであれば、切ってあげましょう。

切る際には園芸用のはさみで、斜めに切ってあげることが大切です。

花の茎の切り方も花によって微妙に変わってくることがあります。

花屋さんでその花に合った切り方を教えてもらうか、その場で実践して見せてもらうと良いでしょう。

葉や蕾が水に浸らないようにする

切り花を長持ちさせる方法は、葉や蕾が水に浸らないようにすることです。

切り花の中には、もらった時や買った時にすでに咲いている花もあれば、まだ蕾である場合もあるでしょう。

現在咲いている花をキレイに見せるためであっても、葉や蕾が花瓶の水に浸ってしまっていると、すぐに切り花は腐ってしまいます。

水に浸りそうな葉は、あらかじめ取り、まだ咲いていない蕾は他の花瓶に活けておくなど工夫をしましょう。

とくに大きな花束をもらったときには、蕾や葉に目が行かず、もらったままの花束をそのまま活け、失敗してしまうことがあります。

切り花を長持ちさせよう

切り花を長持ちさせる方法は、水をこまめに交換し、切り花延命剤を与えることです。

また花に合わせた水の量を与え、茎を清潔に保つことも大切です。

また室内が乾燥していたり、高温だったりするとすぐに花がダメになってしまうことも多いものです。

切り花をもらったら、しっかり手入れをし、長くキレイな花を楽しみたいですね。

 

    「切り花を長持ちさせよう!水や最初の手入れが長持ちには大切」への感想コメント一覧

     

    現在のところ、まだ感想はありません。ぜひ最初の感想を書いてください。

この記事への感想を書く