大きな音が怖い人の理由とは。ビクっとなってしまう心理を知ろう

最終更新日:2016年2月4日

大きな音に敏感に反応してしまったり、ドキっとなって不安を覚える人には、様々な理由が隠されています。

大きな音や声にいつもビクビクしてしまう人には、どのような理由があるのか、考えられる原因をご紹介します。

1.過去にトラウマになるような嫌な経験を持っている

大きな音に敏感になってしまい、同時に怖いという思いが起きてしまう人の中には、過去に経験した怖い体験がトラウマになっている可能性があります。

一人でいる時に大きな地震が起きてしまって恐怖を感じたという体験だったり、交通事故を目の前で見てしまったりという体験が原因となり、その恐怖心が大きな音と共にフラッシュバックしていることがあります。

嫌な思い出、怖い思い出というのはあまり思い出したくないため、普段はそういった状況から回避するように気を付けているもの。

ただ、急に大きな音がすることによって、その時の恐怖心が一気にこみ上げてきて、結果的にトラウマを思い出してしまっている状況が考えられます。

一度トラウマとして心に残ってしまった傷は、そう簡単に癒せるものではなく、また改善するためにはかなりの努力と時間を要します。

そして度々大きな音と遭遇してしまうことによって、せっかく忘れかけれていたものを思い出させてしまい、同じ思いを繰り返すようになってしまいます。

死を連想させるような怖い思いをした経験を持っている場合、このように大きな音に激しく反応してしまいます。


2.性格的に臆病な人

臆病な性格で内気な人、表に出ることが苦手で目立つことが嫌いなタイプに、大きな音が苦手という人がいます。

少しのことで敏感に反応してしまうため、もちろん大きな音でもびっくりして怖さを感じます。

大きな音がすることによって、予期せぬことが起きたのではないかという恐怖心、何かこれから起きるのではないかという不安感から、怖いと思ってしまいます。

もともとの性格が臆病な性格の人は、多少の大きさでも音に敏感になっていることもあります。

周りの人からすると大したことではない大きさの音でも、その人にとっては何倍も何十倍にも大きく聞こえてしまうことがあります。

常に神経を使っている人、気にしすぎるタイプといった人に見られ、大きな音が怖いと同時に、この先何が起きるのかといった事を連想してしまっている可能性があります。

先を読むことが多かったり、気にしなくて良いことまで考えてしまうタイプの人は、人一倍周囲に気を遣っているため、このような大きな音にも敏感になってしまいがちです。

性格的に生まれ持ったものとして、上手に付き合っていくことが大切です。


3.両親の不仲によって影響されたケース

幼い時、両親の関係が良くなく、ケンカが絶えない状況を目にして育ってきた人は、音に敏感になりがちです。

父親が母親に対して暴力を振るっていたり、罵声を浴びさえていたり、物を投げつけたりといった状況を見て育った人は、大人になってからもその怖さは残っています。

また両親が離婚して、その後再婚した相手に何かしらの虐待を受けたりといったケースでも、このような状況は生まれやすいです。

家庭環境が良くなかったせいで、自分に自信が持てなかったり、恐怖にさらされながら生活してきた過去を持っていると、大きな音に怖さを感じてしまいます。

中にはこうした記憶がなくなっているケースもあります。

人は嫌な過去、ショックだった出来事を、抹消してしまう能力を持っている為、そうした状況だと、自分でどうして音が怖いのか自覚出来ないケースもあります。

一度抹消した記憶は出来れば思い出させたくないもの。

こうしたケースの人と関わる時には、なるべく家庭環境の話を控えるなどの配慮が必要でしょう。

それほどの恐怖を感じた環境にいたことで、抹消されてしまったということを理解してあげるべきです。


4.不安障害など、精神的に問題があることも

大きな音に怖さを感じるという人の中には、その原因がはっきりと分からないということもあります。

こうした場合に考えられるのが、知らないうちに精神疾患を患っているということです。

不安障害や対人恐怖症といった精神的な問題を抱えていることに気付かず、徐々に音に敏感になり、最終的には小さな音にも怖く感じることがあります。

例えばインターホンや車の通る音、郵便受けの開け閉めの音といったように、人の気配を感じると恐怖を感じてしまっている場合、こうした障害が起こっている可能性があります。

神経が過敏になっていて、周囲の状況に常にアンテナを立てている状態が続くと、大きな音に限らず小さな音でも怖さを感じるのです。

こうなってしまうと日常生活にも不都合が生じ、生き辛さすら感じるように。

もし自身がそういった状況であれば、一度心療内科を受診するなど、早めの対処が必要になるでしょう。

大きな音が苦手な理由を知ろう

大きな音に全く動じないという人は少ないですが、そこに怖さを感じるかと言ったらそこまででないことが多いです。

どうして大きな音に敏感になってしまうのか、どうして怖さを感じるのか、もしかしたらこれらのような理由があるのかもしれません。

放っておいて良いケースもあれば、周りのサポートが必要な場合もあります。

一つの材料として、覚えておくと良いでしょう。