生理中に温泉に入ってはいけない5つの理由

皆さんは旅行先などで、生理中でも温泉に入りますか?

入るという人は、タンポンをして経血が外に出ないようにすれば大丈夫と考えているはず。

しかし、実際は生理中に温泉に入ることは非常識だと多くの人が考えています。

今回は、その理由を5つに分けてご紹介します。

落ちている経血を見ると不快な気持ちになる

みんなが使う温泉で、床に誰かの経血が落ちていたらどんな気持ちになるでしょうか。

生理中に温泉に入ることが非常識と考えられる理由が、このような下に落ちた経血。

温泉で落ちた経血を見た人女性のほとんどが、驚くと同時に不愉快に感じているようです。

「自分が今浸かっているお湯にも誰かの血が混じっている」と考えてしまい、温泉の楽しさが一気に消えてしまうとのこと。

タンポンをしていなければ当然いつ出血するか分からず、経血が落ちてしまったとしても水場である以上簡単に掃除はできません。

それがシャワーの近くなら流すことができますが、脱衣所で経血が落ちれば水をかけることができないため、誰かが拭くまでその血はずっと残り続けることになります。

他にも歩いている女性の足を経血が伝うのを見て嫌な気分になったなど、目撃者の意見は様々。

生理だから仕方ないとはいえ、やはり血を見ると驚くもの。

浴場を経血で汚してまで温泉に入るべきではないのです。

タンポンをしても経血は外に出る

タンポンをしていれば経血が外に漏れないのだから、生理中でも温泉に入って大丈夫。

そのように考えている人も、安心はできません。

それは、たとえタンポンをしていても100%経血が漏れないわけではないから。

生理中にタンポンをつけてシャワーを浴びた時、その紐が赤く染まっているのを見たことがある人もいるでしょう。

膣の中に入った吸収材と引き抜くための紐部分は、当然繋がっています。

もし経血の量が多くて吸収材が吸いきれなくなった場合、どうなるでしょうか。

行き場を失った経血は紐を伝い、簡単に外に溢れてしまうのです。

よって、タンポンをしていれば経血が外に出ないという話は嘘。

血の塊が外に出ないだけで、タンポンに吸収しきれなくなった経血は外に漏れてしまいますよ。

また、タンポンの紐が見えるだけで不快だという人も大勢います。

タンポンをつけたからと言って安心せず、浴場に入るならシャワーだけにとどめましょう。

経血の混じったお湯は不衛生

生理中に温泉に入ることが非常識だと思われている一番の理由は、やはりお湯の中に経血が混じってしまうから。

水圧の関係で湯船の中にいる間は経血が外に出にくく、またお湯も膣内に入りにくいと言われています。

しかし、それはあくまで湯船の中だけの話。

少しでも立ち上がって腹部から水圧が消えたなら、その瞬間膣内の経血がお湯の中に落ちてしまうのです。

よって「水圧で生理の血は外にでない」という話は、温泉を利用している他の方々に一切通用しないことになります。

それに経血の混じった湯船は、とても不衛生。

目の前で血がお湯に落ちるのを見せられたら、そのまま入り続けるのは難しいでしょう。

誰だって他人の経血が混じったお風呂になど、浸かっていたくはないはず。

生理中でも湯船に浸かる習慣のある人は、他の利用者の批判を受ける前にやめた方が無難ですよ。

生理中は性病にかかる危険性も上がる

生理中に温泉に入ることが非常識というのは、他の利用者だけではなく本人にも被害が及ぶ危険があることも理由のひとつです。

具体的に言えば、温泉に入った本人が性病になってしまう可能性があるということ。

生理になっている間は普段よりも抵抗力が落ち、普段なら跳ね除けてしまう菌にも簡単に感染してしまいます。

加えて、多数の人が利用する温泉は雑菌だらけ。

人の体に良い効能がある温泉でも毎日のように違う利用者が訪れれば、どんなに掃除をしようが雑菌の温床となってしまいます。

そんな場所に生理中の体で臨めば、性病に感染してしまうのも当たり前です。

実際に温泉が原因で性病に感染し、帰宅後に治療に専念したという人もいます。

どうせ温泉に入るなら、万全の体調で。

生理に邪魔されながら入るより、その方がずっといい思い出になりますよ。

多くの人がマナー違反だと感じている

皆さんの周りに、生理中に温泉に入るべきではないと考えている人はどれほどいるでしょうか。

実は、女性の約8割が生理中の温泉はNGだという意見を持っていると言われています。

そう、世の中の多くの女性にとって生理中の温泉は立派なマナー違反。

温泉と言えば、様々な効能のあるお湯の中で体の疲れを癒す場所。

そんな場所に経血を持ち込み、周りを不快な気分にさせるのは非常識以外の何者でもないのです。

確かに「生理中に温泉に入られても気にしない」という人も存在します。

それでもみんながみんなそういう意見ではないし、むしろ嫌がる人の方が圧倒的多数です。

生理中に温泉に入られることが不快だと感じる人がそれほど多いのなら、やはりマナーとしては遠慮すべき。

周りの人のことも考慮して温泉を使うことが、立派な大人の行動です。

生理中には温泉に入らないようにしよう

温泉施設の中には、「生理中のご利用はお控え下さい」という張り紙がしてある場所も存在します。

つまり、経営者側にも生理中の温泉はマイナスに取られることがあるということ。

家の浴槽に生理中浸かる分には家族の同意さえ得ていれば何も言われませんが、温泉は公共施設。

自分の家と同じだと考えず、周りの迷惑も十分に考慮して温泉を利用しましょう。

 

    「生理中に温泉に入ってはいけない5つの理由」への感想コメント一覧

  1. 1. むぎ子2018/05/31(木) 12:58

    たしかに生理中に温泉に入るのはたとえタンポンをしていたとしても出血を止められるわけではないし、湯に浮いている血液をみたら不快に思いますよね…。
    他人がもし生理中に温泉に入っていたら嫌だなと思いますが、自分の事となると棚に上げて「まぁいいか」とタンポンを装着して入ってしまいそうだなと感じたので気をつけようと思いました。

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