近年よく話題になるセクハラ。
社会人になると一度くらいは被害に遭ったり、身近で目撃することがあるのではないでしょうか。
よくセクハラされる人と、あまりされない人には、どのような違いがあるのでしょうか。
少しでも被害に遭いにくくするための対策をご紹介します。
隙を見せない、警戒しているオーラを出すこと
痴漢などにも言えることですが、一番の対策はこちらです。
普段から隙の多い人は、被害に遭いやすい傾向にあります。
常に「被害に遭うかもしれない」と思いながら生活するわけにもいきません。
しかし例えば電車に乗る時や、付き合っているわけでない男性と2人きりになる時、もしくは飲み会などでお酒が入った時、などは少なくとも警戒しているようなオーラを出すようにしましょう。
オーラを出す、というと難しく聞こえますが、要するに少し警戒してみれば良いでしょう。
「今、ここで叫べば隣の部屋の人に聞こえるか」「ドアまで走って逃げたら間に合うか」「嫌なことを言われたら、誰に相談しようか」など、考えてみるだけで警戒しているオーラは出るので、よほど鈍感な男性でなければ伝わるはずです。
嫌なことは嫌と、はっきり伝えること
「泣き寝入りするタイプ」も、大変被害に遭いやすいタイプです。
普段から大人しく、嫌なことでも黙ってじっと耐えてしまうような人は要注意です。
セクハラをする男性にも色々なタイプの人がいますが、中にはやたらとポジティブな人がいて、黙っている=了承している、などと思ってしまう人もいるようです。
身体を触られたり、言葉で嫌がらせを受けていても黙っていると、最悪の場合「自分に気がある」なんて思われる可能性すらあります。
普段から、嫌なことはきちんと断るようにし、被害に遭いそうになったらはっきりと「やめて下さい」と伝えるようにしましょう。
必要以上に愛想笑いをしないこと
いつも笑顔でいる人は素敵です。
しかし残念ながらこの「愛想笑い」も、ポジティブすぎる男性にとっては「好意がある」などと受け取られる可能性があります。
また、そこまではいかなくとも、何をされても笑顔でいると、嫌なことをされても黙って耐えるタイプだと思われがちです。
ビジネスやマナーとして、笑顔でいることは大切ですが、必要以上にしすぎないように気をつけた方が良さそうです。
誰とでも親しくし過ぎないこと
これも悲しいことですが、被害に遭わないためには仕方がありません。
「大人しくて何も言えなさそうなタイプ」も確かに被害に遭いやすいのですが、逆に誰とでも仲良くなれるタイプの人も、実はセクハラされやすいのです。
男性と話すことにあまり抵抗のない、サバサバとした人は要注意です。
こういったタイプの人は、男性から見ても、男友達のような感覚になってしまいがちです。
よって、男性からすると悪気なく、女性にとって嫌な発言を多くされることにつながります。
また、更に厄介なことに、サバサバしているタイプの女性は「嫌だ」とはっきり伝えても、本気で嫌がっているように捉えられなかったり、流されてしまうこともあるようです。
好きな人や、信頼のおける友人以外には、あまり親しくしすぎないように気を付けてみましょう。
また、言われたり、されて嫌なことがあれば、時には泣きそうな顔で「やめて」と伝えることも大切かもしれません。
露出の多い服装を避けること
セクハラ被害に遭う人は、一概に服装やメイクなどの派手な人とは限りません。
これは昔、女子高生のスカートが長かった時代から、ずっと痴漢被害が絶えなかったことからも明白です。
地味な服装をしていても、逆に「大人しそう」「何も言わなさそう」といって、被害に遭う人も多くいます。
それでもやはり、短いスカートや開きすぎた襟元を見ると、そんな気になってしまう男性が多いのも事実です。
また、先程も述べたように、セクハラをする男性の中にはやたらとポジティブな人がいます。
露出度の高い服装をしていると「誘っている」などと思われる可能性がありますので、やはり被害に遭いたくなければ、適度な服装を心がけた方が無難でしょう。
セクハラから身を守ろう
セクハラはする方が悪い事象です。
しかし、被害に遭いやすい人、あまり遭わない人がいるのも事実。
出来る限りセクハラ被害に合わないように自分で身を守っていきましょう。
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