前日に食べ過ぎてしまうと、翌日に気持ち悪さや吐き気の症状が現れる事があります。
こういった時に便利な対処法を知っておくと、気持ち悪さを軽減させることが出来るため、嘔吐してしまう事を防ぐ事が出来ます。
ミントのガムを噛む
ミントのガムは爽やかな味で、気持ち悪い時にも少し症状を和らげてくれる効果があります。
あくまで症状を軽減させる効果があるだけなので、吐き気が治まる事はあまりありません。
しかし、ミントは体をリラックスさせてくれる効果がある物なので、口の中や体をすっきりとさせてくれるのです。
ガムは継続してしばらく噛むため、ミントの味がなくなるまで口の中のすっきりした感じを持続することが出来ます。
ガムがなければミント味のタブレット等を食べる事もお勧めです。
噛む事が面倒だと感じる位に気持ち悪いのであれば、タブレットの方が良いかもしれません。
口の中に入れるだけで自然と溶けるため、なくなるまでミントの味を口に残す事が出来ます。
ツボを押して刺激する
食べ過ぎが原因で気持ち悪い場合は、ツボを刺激することで症状を緩和させることが出来ます。
吐き気を抑えるツボは、体の様々な部分にあるため、どこか一つでも知っておくことですぐに対処することが出来ます。
まずは手の甲側にある関衝というツボです。
薬指の爪の付け根の角張った所から、少し小指側にずれた位置にあります。
足には公孫というツボがあります。
このツボは足の甲と裏側の間辺りにあります。
外反母趾の突き出ている骨から、足首か踵に向かっていくと骨があります。
この骨の手前にあるツボが公孫です。
そして手の腕にあるのが、内関というツボです。
このツボは、手の内側にあり、手首から肘にかけての間に位置します。
これらのツボを、優しく押し、刺激することで気持ち悪さを軽減させる事が出来ます。
安静にする
食べ過ぎの翌日に気持ち悪くなってしまった場合は、とにかく安静にすることが大切です。
食べ過ぎによって胃や食道等に大きな負担がかかってしまった事が原因で吐き気を起こします。
そのため、その胃や食道等の消化管に負担をかけずに体を休める必要があります。
気持ちが悪いのに、激しく動いてしまうと嘔吐してしまう可能性もあるため、気持ち悪いと感じたら体を動かさないようにして下さい。
立っているより、背もたれがある場所に座ったり、横になるのがお勧めです。
さらに吐き気が起こると寒気が一緒に起こる場合もあるので、寒気を感じたら暖めて下さい。
体を安静にすることで自然と消化の乱れが自然と治り、次第に動く事が出来るようになっていきます。
体を右側に倒し横になる
前日に食べ過ぎてしまうと、消化器官が乱れ、次の日に気持ち悪いといった症状が起こってしまいます。
こういった場合には、とにかく体を休める事が重要です。
胃の消化が悪くなってしまっているため、体内にある食物がきちんと消化されないと体は改善されません。
そのために効果的な方法は、体の右側を横にして休む方法です。
仰向けに寝転んで、体を休める事ももちろん良いですが、右側を下にすることで、消化を促進する効果があります。
消化が促進されれば、消化機能が正常に戻りやすくなるため、吐き気等の症状を早く改善させる事が出来るのです。
食べ過ぎた翌日に気持ち悪くて横になっている方は、是非体の右側を下にして横になってみて下さい。
胃腸薬を服用する
食べ過ぎで気持ち悪くなってしまい、どうしようもない場合は、胃腸薬の服用がお勧めです。
荒れてしまった胃を保護したり、消化を助ける成分が含まれています。
そのため、食べ過ぎで消化不良を起こしている胃に直接効き、改善を早める事が出来ます。
しかし、この胃腸薬を服用する上で注意しなければならない事があります。
それは、胃腸薬であれば何でも良いという訳ではないということです。
ひとくちに胃腸薬と言っても、不調の原因によって含まれている成分が異なっています。
そのため、ドラッグストア等で購入する場合は、薬剤師に症状を話し、相談することが必要です。
万が一、症状が様々であったり、胃腸薬の種類の区別がつきにくい方は、総合胃腸薬の服用がお勧めです。
総合的に効く成分ですので、症状を緩和してくれます。
しっかりと用法や用量を確認し、守って服用して下さい。
消化促進の成分が含まれる食品を食べる
前日の食べ過ぎで気持ち悪さを感じるのは、体の消化機能が低下しているからです。
そのため、この消化を促進させる事で、気持ち悪さを軽減させる事が出来ます。
気持ち悪いが、少しなら口に物を入れる事が出来る場合は、大根や山芋を少量食べる事がお勧めです。
大根や山芋には、ジアスターゼという消化酵素が含まれています。
この酵素を摂取することで、消化を促進するのです。
さらに食べる場合には、すりおろすことで、さらに消化を高める事が出来ます。
そして注意しなければならないのは、これらの酵素は熱に弱いということです。
そのため加熱してしまうと意味がありません。
生のまますりおろして少し食べ、体を休める事で症状が緩和されます。
消化不調や胃の粘膜の荒れ等による食べ過ぎの気持ち悪さを解消しよう
食べ過ぎが原因で気持ち悪くなってしまうのは、消化不良や胃の粘膜の荒れ等が原因です。
そのため、この消化を促進させることが重要なポイントとなります。
対処法をいくつか知っておくことで、万が一気持ち悪くなってしまった場合、落ち着いて消化を促進させる方法を実践する事が出来るはずです。
「食べ過ぎて翌日気持ち悪い時の対処法。吐き気を抑えて気分を良くしよう」への感想コメント一覧
食べ過ぎた翌日の気持ち悪さは何とも言えない不快な症状なので、とても参考になりました。ミント系のガムは常備するようにして、吐き気を抑えるツボの位置も覚えておこうと思います。