手が顔に触れる部位ごとの心理

最終更新日:2016年4月3日

人の行動や仕草は、その8割が深層心理により無意識にとっていると言われています。

そして、それにはある程度共通した部分が多いとか。

それがわかれば、日頃のコミュニケーションに役立てることができるかもしれません。

今回は人が手で顔の各部位に触れる時の心理をご紹介します。

1.手を額を触る時の心理

あなたが額に触れるのはどんなときでしょうか。

人は大抵の場合、大きな失敗をしてしまったり、どうしたらよいかわからないといったような動揺を覚えたときにこの行動をとります。

これには、脳の前頭葉が大きく関係しています。

人は動揺すると、その後どうしたら良いかを、行動などを司る前頭葉をフル回転させて考えます。

前頭葉は、ちょうど額と同じ場所に位置しています。

失敗をしたという不安や緊張の強い刺激が前頭葉に行き届いたときに思わず額に触れてしまう。

この行動は、本能的なものです。


2.髪を触る時の心理

人は不安を感じると髪の毛に触れるという行動をとることが多く、幼い子供の頭を親が撫でるように、自分で自分の頭を撫でて心を落ち着かせようとする心理が「髪を触る」という動作に表れています。

会話中に度々前髪を直す人をよく見かけますが、もしかしたら、それはあなたとの会話にドキドキしているからかもしれませんね。

よく、異性と話しているときに相手が前髪を直すと脈アリと言われるのは、これが理由です。

ただ、女性の場合は退屈しているときも髪を触ることがあるそうですが、そういう場合、視線も合わせて見てみると良いそうです。

もし、視線を外して、毛先を指でくるくると遊ばせていたら、もしかしたら相手はあなたの話に飽きてしまっているかもしれません。

また「髪を触る」仕草をとる人の多くは、かまって欲しい、もっと自分に注目して欲しいという、いわゆる「甘えん坊」タイプであると言われています。

3.耳を触る時の心理

耳を触るという動作には「苦手」「困惑」という心理が働いています。

また、会話中の相手がこの行動をとっている場合、それは退屈の証。

「耳を塞ぎたい」という心理が耳に触れるとい仕草に変わり表れています。

今の会話に関心がなくなっているということです。

親しい友人には、ついつい自分の話をたくさんしたくなってしまいますが、もし、相手にこの仕草が見られた場合は、話を変える、または相手の話を聞く側に回るなど、切り替えをしたほうが賢明かもしれません。


4.頬鼻を触る時の心理

人は緊張すると頬に触れてしまうそうです。

顔の筋肉の緊張を本能的に解きほぐし、心を落ち着かせようという心理が働くようで、手が自動的にこの仕草をとってしまいます。

また、会話中にこの行動が見られた場合、嘘をついていることも多くなります。

嘘がバレてはいけないという緊張を隠そうという心理の表れのようですね。

また、鼻を触るとい行動も嘘をつくときに咄嗟に出るようで、精神的な緊張を覚えたときに生理的に鼻に違和感を感じるとのこと。

また、鼻に触れることで、相手の視線をそっちに集中させるためです。

嘘と鼻が関連してくると、なんだかピノキオを連想させますね。

5.唇を触る時の心理

唇に触れるのは不安の表れで、無意識に触ることが多い人には「髪を触る」と同じく「甘えん坊」タイプが多くなります。

またもう一つ「髪を触る」行動と共通していると言えるのが、この「唇を触る」という仕草は、赤ちゃんのときに母親からお乳をもらっていたときの安心感を思い出させます。

幼き日に髪を撫でてもらった、また、授乳時の母の腕に抱かれていたときの安心感が潜在意識に強く刻まれており、大きな不安や緊張を感じたときに、無意識にそれを思い起こさせるような刺激を自分で与えていますね。


6.顎を触る時の心理

「人を顎で使う」という言い方もあるように、顎に触れたり、さすったりする行動には、傲慢さや優越感などの心理が隠れており、プライドが高く自身のある人がよくとる仕草です。

会話中に相手がこの行動をとったときは、もしかしたら上から目線で聞かれているかもしれませんね。

顎に関しては、動物的な本能も隠れており、恐怖や不安などを感じたときに、急所である首を、本能的に顎を下げることにより守ろうとします。

そのため自分に自信があり、優位であると感じた場合は顎が上がり、顎をさするといった行動もそれと同じ意味を持ちます。

また、会話中に首元に手を置く、男性では頻繁にネクタイを直すなど、首の近くに触れるのは、不安の表れです。

顎をさするときとは先に挙げたように、急所を守ろうとする心理が働くようですね。

手が顔に触れる場所で相手の心理を読み取ろう

話をする相手はもちろんですが、普段の自分の行動、仕草を思い出すと、思い当たるところがありませんか?今回挙げたものだけでも、意外と多くのことを読み取れます。

それを踏まえ、日頃から周りを観察してみるのも楽しいかもしれません。