低温やけどになったら早く治そう!応急処置の仕方から治し方まで

最終更新日:2016年8月10日

低温やけどはカイロや湯たんぽに長時間触れることで起こってしまいます。

高温に触れた時にできるやけどとは違い、45度前後の熱さに2時間~6時間ほど触れることで起こるやけどです。

低温やけどを正しく治し、キレイな肌を保ちましょう。

1.水でよく冷やす

低温やけどは赤くなった状態で気が付ければ、水で冷やすことで治ります。

できれば冷たい流水で冷やしましょう。

10~15分ほど時間をかけて冷やすようにします。

すぐに赤みが引かなくても2~3日で肌が元の色に戻ることがほとんどです。

低温やけどを氷で冷やしてしまうと、治りが早いと思うかもしれませんが、10~15分氷を肌に当てると凍傷を起こしてしまう場合があるので、冷たい水で十分です。

どうしても氷を当てたいときには、氷を布に包み肌に当てるようにしましょう。

低温やけどした部分が、水ぶくれになっていたり、すでに皮が剥けていたりしたら他の対処法でしか治りません。


2.消毒してガーゼを当てる

低温やけどした部分は、雑菌がいて、後日悪化してしまう可能性もあります。

ばい菌が入ってしまうと赤くなるだけでは済まなくなり、治りが遅くなります。

そのため、赤くなっているだけでも、消毒しておきましょう。

消毒には、市販の消毒液で十分です。

低温やけどを水で冷やした後にたっぷりの消毒液で消毒しましょう。

消毒をしたら、やけど部分に柔らかく清潔なガーゼを当てておくと、雑菌が入らないので安心です。

ガーゼを1日中肌に当てる場合には、必ずガーゼをこまめに変え、肌を清潔に保つようにしましょう。

それでも治らない場合には、低温やけどが思ったよりひどくなっている可能性があります。


3.触らないようにする

低温やけどをした部分の肌はとくに刺激に弱くなっています。

そのため、水で冷やし消毒をしたら、できるだけ触らないようにしましょう。

部位によっては、衣服が肌に当たってしまうと思いますが、衣服が擦れるとそれも刺激になるので、衣服が肌に当たらないように気を付けましょう。

またすでに水ぶくれができていると、触ったり、衣服で抑えたりすると、水ぶくれがつぶれ、そこから体にばい菌が入って、低温やけどが悪化してしまう可能性があります。

水ぶくれの処理がその場で安全にできない場合は、水ぶくれも触らないようにしておきましょう。


4.ワセリンをたっぷり塗る

低温やけどは長時間かけて肌が焼かれてしまった状態です。

そんなやけどをキレイに元の肌の状態に戻すには2~3週間の時間がかかってしまいます。

そのときに使用するとキレイに治るのがワセリンです。

赤くなった低温やけどを水で冷やしたあと、消毒し、その上からワセリンをたっぷり塗りましょう。

ワセリンはもちろん清潔な手で付けるようにしましょう。

低温やけどした部分に優しく丁寧に塗りましょう。

またワセリン系の軟膏も売られています。

酷くなっている水ぶくれや皮が剥けている肌には、効かないので、その場合は市販の軟膏は使わず、病院で適切な処理をしてもらいましょう。


5.水ぶくれをはさみで切り取る

低温やけどをしたときに水ぶくれができてしまうことがあります。

水ぶくれの中の水はしっかり抜き、消毒をする必要があります。

そのため、水ぶくれができていたら、皮をはさみで切り取り、中の水を出してあげましょう。

必ず屋外など雑菌が多い場所では行わず、落ち着いて水ぶくれの処理ができる場所で行います。

とくにはさみは消毒液などで消毒してから使いましょう。

水ぶくれがあった部分はキレイに消毒し、ガーゼを当て保護します。

無理に触ったり、薬を塗り込んだりすると痛みが増すので注意が必要です。

自分で水ぶくれが処理できなそうなら、病院にいき、対処をお願いするのが先決です。


6.病院で治療する

低温やけどに短時間で気づいた時や、1回だけ低温やけどをしたのであれば、治りも早いのですが、何度も同じ部分をやけどしてしまったときや、あまりにも長時間にわたって肌が焼けてしまった時などは、すぐに病院で治療をしてもらう必要があります。

とくにやけどの範囲が広い場合や痛みがひどい場合は、病院に行ってみましょう。

やけどが酷い場合はすぐに救急車を呼んで病院にいくこともできます。

低温やけどでもひどい場合には簡単な手術が必要だったり、炎症を抑える薬を飲む必要があったりする場合もあります。

我慢して低温やけどを放置してしまうと、治りが遅くなったり、汚く跡が残ったりする場合があります。

そうならないためにも病院で治療してもらいましょう。

低温やけどを早めに治そう

低温やけどの治し方は、軽いやけどの場合は水に当てたり、触らないようにしたりすれば自然に治ります。

それ以上ひどい場合は、水ぶくれを切り取り、しっかり消毒、ワセリンでケアしましょう。

それ以上重症の場合は、お医者さんで診てもらう必要があります。

症状によって治し方は違うので注意し、できるだけキレイに治しましょう。