どこでひっかけたのか気づいたらタイツやストッキングが伝線していた。
ということよくありますよね。
歩くたびにピリピリとどんどん伝線が広がっていく恥ずかしさと言ったら耐え難いものですよね。
とはいえすぐにコンビニに駆け込める状況でもなくこれ以上伝線が広がらないようにしなければ…。
そこでタイツが伝線したときの応急処置をご紹介します。
ヘアスプレーをかける
タイツやストッキングが伝線してしまった時に、一か所ひっかけただけなのにピリピリと連鎖して伝線が広がってしまうこと。
それを食い止めるためには繊維を強化することが必要です。
そこで速乾性があって手っ取り早いのが髪を固めるためのヘアスプレー。
伝線している箇所・もしくは穴が開いてしまってそこから伝線しそうな箇所に拭きかけて繊維を固めてしまいます。
繊維を固めてしまえば繊維が切れて伝線することを防ぐことができるので応急処置としてはおススメです。
小さいヘアスプレーをカバンに入れている方は屋外であればしゅっと一瞬で伝線を防ぐことができます。
ただし電車内やオフィスの中などの屋内ですとヘアスプレーの匂いが充満してしまいますので遠慮した方がいいかもしれません。
また、敏感肌の人はヘアスプレーを吹きかけるとタイツだけでなく脚にも付着してかゆくなったり酷い時は肌が炎症を起こしてしまう可能性もあるので使用は控えたほうがいいかもしれません。
ヘアスプレーは速乾性にかなりすぐれていますがトップコートやのりと比べると繊維への密着度が薄くなってしまうために、すぐに移動が必要な際の応急処置として利用した方がいいかもしれません。
マニュキアのトップコートを塗る
こちらもヘアスプレーと同じように、タイツやストッキングの伝線を防ぐためにまわりの繊維を固める方法です。
トップコートはヘアスプレーよりも多く繊維に塗り込めるため強く固めることができます。
またものによっては匂いも少なくコンパクトなため持ち歩きも簡単でネイルをしている女性なら普段からポーチに入れているかと思います。
ヘアスプレーと違って飛散しないため屋内でも使用できますし、トップコートのブラシの先で伝線している部分・穴が開いている周りの部分にポンとのせるだけでいいので、肌が弱くヘアスプレーを使用できない人でもトップコートと肌の接着面が少ないために広範囲で肌荒れを起こすかのうせいは少ないかと思います(可能性はないとは言えないのでネイルのさいに指周りの皮膚が荒れた方はご注意ください)。
ただし、トップコートの欠点は速乾性に欠けること。
ヘアスプレーはすぐに乾くので動くことができますが、いくら速乾性のあるトップコートでもしばらくは動くことができません。
ですからどうしてもすぐに動かなければならない場合はお手洗いの際に薄く塗って乾かしたり、移動の際に塗るなどの工夫が必要かもしれません。
のりを塗る
マニュキアのトップコートを持ち合わせてなかった時の応急処置としてオフィスや学校ならどこにでもある液体のりを使う方法です。
液体のりはでんぷんなどを使っているものや肌についてもヘアスプレーやトップコートほど痒くならないものが多いようで、授業中やオフィスワークなどあまり動かないという方にはオススメな方法です。
のりですから、トップコートやヘアスプレーのようなにおいは有りませんし、なおかつ繊維を固めて伝線を防ぐことができます。
肌荒れをしにくいのも利点と言えるでしょう。
ただし、問題はのりの速乾性にあります。
ヘアスプレーやトップコートに比べると速乾性がかなり悪く、乾くまで動けないのがデメリット。
乾く前に動いてしまうと伝線が広がってしまうので注意が必要です。
また乾いた後のりによってはパリパリとはがれてしまい、伝線が広がってしまう例もあるようですので、ヘアスプレーもトップコートもなかった場合の応急処置としてあまり期待せずに試してみましょう。
ソックタッチを塗る
ソックタッチは靴下を下がらないようにするのりのようなもの。
ヘアスプレーやトップコート、のりと同じようにタイツやストッキングの繊維にくっついて伝線が広がるのを防いでくれます。
ソックタッチは速乾性に優れておりかわいてもパリパリはがれることはないですし、何よりも「肌に塗るために作られている」のでトップコートやヘアスプレーに比べて肌の負担が少ないのが最大のメリット。
ただし、社会人でタイツ・ストッキングを愛用している人がソックタッチを常備していないことが多いので使いたくてもすぐに見つからないのが欠点ともいえます。
ですからタイツ・ストッキングが伝線したときの応急処置用としてポーチにソックタッチを入れておくといいかもしれません。
とはいえタイツの伝線が起きたら新品に交換するのが一番
コンビニに行けるまでの時間稼ぎとしてご紹介した応急処置方法ですのでくれぐれも自分の肌にあったものを使うようにしてくださいね。
タイツの伝線はできるだけ早くに新しいものに交換した方が良いことは言うまでもありません。
「タイツが伝線した時の応急措置まとめ。伝線をこれ以上広げない」への感想コメント一覧
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