薄はりグラスを使用・洗う時の注意点

最終更新日:2016年9月6日

ビールなどを飲むのに最高だと評判の薄はりグラス。

厚さ1ミリ以下というというこのグラスは手に取ると驚くほど軽く、口あたりが繊細で、お酒の味を邪魔せず、まろやかにしてくれるという夢のようなグラスです。

ご自宅での晩酌にも、プレゼントにも最適な逸品です。

でもあまりの薄さに、割ってしまいそうだと心配になる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は薄はりグラスを安心して楽しめるように、使用する際の注意点をご紹介します。

1.急激な温度変化を避ける

薄はりグラスは厚さが1ミリ以下というとても薄いガラスでできているため、急激な温度変化に耐えられず、割れてしまうことがあります。

特に、急に冷やすと割れやすくなるので、ガラスが熱いうちに冷たい飲み物を入れることは避けましょう。

熱くなったグラスに水をかけたり、濡れた場所に置くのもやめましょう。

薄はりグラスは氷の当たる音も格別です。

空のグラスに氷を入れるときは、上から落とすのではなく静かに入れましょう。


2.中性洗剤で優しく洗う

次は、薄はりグラスを洗うときの注意点です。

ガラスにいったん傷がつくと、たとえ小さな傷だとしても、衝撃が加わった時にそこから割れやすくなります。

洗うときは傷がつきやすいため、使用する洗剤や道具にも気を付けましょう。

クレンザーに含まれる研磨剤は、ガラスの表面に細かい傷をつけるので使わないようにします。

また研磨剤入りのスポンジや金属たわしなどでゴシゴシ洗うのも傷がつく原因になるので避けます。

薄はりグラスは、柔らかいスポンジを使い中性洗剤で優しく洗いましょう。

また、洗うときに指輪や金属製の腕時計などがあたると傷が付く可能性があるので、十分気を付けてください。


3.薄はりグラスの内側を洗うとき、ひねり洗いしない

グラスの内側を洗うときは特に注意が必要です。

スポンジを持った手をグラスの内側に入れて、ひねるように洗うのはとても危険です。

ガラスが割れて、手指を切ってしまうかもしれません。

内側を洗うときは、柔らかいスポンジに柄がついたもので洗いましょう。

固いブラシ状のものは、傷がつく原因になるので適していません。

隅まできちんと洗える形状で、グラスの底まで届く、柄の長いものを使ってください。


4.薄はりグラスに食器洗浄機は使用しない

食器洗浄機は、機種によっては高温水が出るため、グラス破損の原因になります。

水流も強いため、基本的には食器洗浄機の使用はオススメできません。

グラスの置き方によっては、水流で割れたり、倒れて他の食器にぶつかって破損したりする恐れもあります。

また食器洗浄機に使用される洗剤のアルカリ成分で、ガラスに曇りが生じることがあります。

薄はりグラスはその美しい透明度も特徴の一つです。

ひとつひとつ、丁寧に手洗いするのがオススメです。

ほかの食器とは別にして、ガラスどうしがぶつかったり、他の固い食器と当たったりしないように注意して洗いましょう。

もちろん、滑って落とさないように十分気を付けてください。


5.薄はりグラスは積み重ねない

グラスを積み重ねることは、グラスどうしがぶつかって傷ができる原因になります。

その上ガラス自体の重みでグラスの内側から外側に向けて力が加わるので、割れる危険性が高まります。

洗ったあと濡れたまま積み重ねてしまうと、グラスどうしが密着して外れにくくなります。

そこで無理に外そうしてガラスが割れ、けがをすることも考えられます。

薄はりグラス製品の中には、積み重ねることのできるタイプのものもありますが、それ以外は基本的に積み重ねないようにしましょう。

重ねず並べて収納すると、透明度が高いので見た目も美しいインテリアになります。

どうしても重ねたい場合は、薄い紙などを挟み、三つ以上は重ねないにしましょう。

高いところに収納する場合は、出し入れで落とすことのないよう注意してください。


6.薄はりグラスを拭く時はクロスで優しく

薄はりグラスを洗ったら、よく乾燥させてから収納します。

拭く時には食器用のクロスを使い、キレイに水分を拭きとりましょう。

その際にも、グラスを持った手でひねらないように気を付けます。

食器乾燥器や食器洗浄機の乾燥機能は、熱風による急激な温度変化でグラスが割れやすくなるため、使用しないようにしましょう。

薄はりグラスで極上の時間を

ここまでたくさんの注意点を挙げましたが、気を付けるポイントをまとめると1.傷をつけない2.力を加えないの2点になります。

特にこの二つが組み合わさったとき、傷の入ったガラスに力が加わると相乗効果で非常に割れやすくなるので気を付けてください。

でも、薄はりグラスはコレクションボードに並べて鑑賞するのを楽しむ芸術品ではありません。

あくまでも日常的に、ビールやお酒を楽しむための実用品です。

実際に使ってみると、意外に丈夫なことに気がつかれることでしょう。

いつものビールをさらに美味しくしてくれる薄はりグラス。

大切にお手入れしたとっておきのグラスで、極上の時間をお楽しみ下さい。