汗ができる季節になると大活躍してくれる「脇汗パッド」。
気になる脇汗が服に染みたり、脇汗のにおいを抑えてくれたりとかなり重宝できる便利アイテムですよね。
けれど使い方によっては肌トラブルの原因になってしまうかも。
そこで今回は脇汗パッドの上手な使い方をご紹介します。
脇汗パッドは前日に貼る
洋服に貼るタイプの脇汗パッドはおそらく一番ポピュラーな形かと思いますがその洋服に貼るタイプの脇汗パッドの大きな悩みと言えば「ずれる」「はがれる」といった粘着力の問題ですね。
貼りつける服の生地の問題なのか脇汗パッドの粘着力の問題なのか、それでも電車の中や歩いているときにひらひらと脇汗パッドが落ちてしまうのはとても恥ずかしいし、脇汗パッドは意外といいお値段がするので失敗したくないですよね。
そこでその悩みを解決してくれるのは「前日に貼っておく」方法です。
前日の夜寝る前に脇汗パッドを貼っておくと、粘着部分の糊と衣類がしっかりとくっつくので着る直前に貼るよりもはがれにくくなると言われています。
貼るタイプの脇汗パッドを使う際は寝る前に翌日着る服を決め、事前に脇汗パッドを貼ってしまいましょう。
そうすることで脇汗パッドがずれて服に汗染みができたり、使用前にはがれて落ちたりする可能性を低くすることができるでしょう。
服の皺をしっかり伸ばしてから貼りつける
貼るタイプの脇汗パッドを衣類に貼る際に衣類のしわを伸ばして貼りつけましょう。
しわが残っていると脇汗パッドの粘着部分と服の間に隙間ができてはがれやすくなってしまったり、織り目が間違っていたりすると着る際に貼りつけてあった脇汗パッドがずれてはがれてしまう原因になります。
ですから脇汗パッドを貼りつける際は服の皺を伸ばすかアイロンをかけるなどして脇汗パッドと衣類の間に隙間ができないようにしっかりと接着しましょう。
そうすることで脇汗パッドがずれたり、剥がれるリスクを減らすことができるでしょう。
少し前よりに貼る
脇汗は前に向かって染みるので、脇汗パッドを衣類に貼る際に、中心線から少し前にずらして貼ると効果が十分に発揮されるとの意見が多く上がっており、メーカーによっては説明書きなどで「すこし前に貼る」を推奨している会社もあるようです。
ですから脇汗パッドをしていても汗染みがあふれてしまったり、脇汗パッドがうまく汗を吸ってくれないとお悩みの方は試してみる価値はあるでしょう。
洋服の素材によって使い分ける
服の素材によっては、貼るタイプの脇汗パッドがうまく粘着しないものがあります。
また、粘着しても、脇汗パッドを引きはがす時に、服を傷つけてしまう場合もあります。
ですから、脇汗パッドを使用する際はこの効果を高めるためには、いろいろなタイプの脇汗パッドを使い分けることが重要になってきます。
脇汗パッドは貼りつけるタイプだけでなく、ブラのストラップに取り付けるタイプ、直接脇に貼りつけるタイプ、インナーに縫い付けてあるタイプ、冷汗ジェルが使用してあって汗をかくのを予防してくれるものや匂いを抑えてくれるイオンや抗菌物質が配合してあるものなどがあります。
ですから、その日に使うが服に貼りつける脇汗パッドに適合しない場合は、直接肌に貼りつけるタイプにしたり、気温が高くて大量の汗が予想される場合は二つの脇汗パッドを併用するなどの工夫をして脇汗パッドの効果を最大限に生かして脇汗が気にならない生活を送りましょう。
制汗剤と併用する
脇汗パッドだけでは服に汗が染みてしまうという方は多いと思います。
脇汗パッドだけでは長時間ずっと脇汗による染みをふせげるかと言えばNO。
脇汗パッドにも用量があり、その吸収できるキャパを超えてしまうと脇汗が染みてしまったり、逆に脇が蒸れてかゆくなり肌トラブルの原因になってしまう可能性があるのです。
けれど、脇汗パッドを夏に毎日何枚も使用するとなると出費がかさむし、貼ったばかりの脇汗パッドははがれやすいし…と不安になってしまいますよね。
そこで、気温が高くなる日や運動などをする予定があって普段より多く汗をかきそうな時や、もともと汗っかきで多くの量の汗をかいてしまう体質の方は制汗剤と脇汗パッドを併用して使うと効果が大きくなるでしょう。
制汗剤で脇から汗がでるのを抑え、それでも出てしまう分を脇汗パッドが受け止める。
そうすることで脇汗パッドにかかる負担も少なくなって長時間使用することができるようになるでしょう。
ただし制汗剤の使用のしすぎは肌に刺激を与えて汗がひどくなったり、肌トラブルの原因になることもあるので用法・用量を守って使用してくださいね。
脇汗パッドを上手に活用して快適な脇にしよう
脇の汗染みは女性の大敵。
正しい使用方法と少しの手間で、脇汗パッドの効果を最大限に高めて今年の夏はサラサラ快適にすごして楽しみましょう。
「脇汗パッドの使い方。脇の汗染みを防ごう」への感想コメント一覧
1と4は初めて知りました。確かに前日に貼っておくことで、粘着力だけでなく当日の時間の余裕にもつながりそうですね。洋服の素材に合わせて組み合わせられるよう、日頃から色々なタイプをそろえておきたいです。
これからの季節は特に必要になりますね。前日から貼っておけば忙しい朝に慌てなくてもよくなるので良い方法だと思いました。さっそく今日から準備しておきます。