ゆで卵、上手に作れていますか?卵を鍋に入れたとたん、白身が鍋の中で広がったり、殻がキレイに剥けなかったりと以外と上手く行かないと感じることもあるのではないのでしょうか?
上手に出来たゆで卵は、サラダや様々な料理のトッピングなど毎日の食事に華を添えてくれること間違いなしです。
簡単なようで以外と上手く出来ないですよね。
今さら人に聞けないと言う方にもオススメの上手なゆで卵の作り方をご紹介します。
卵を鍋に入れるときのタイミングはいつ?
小学校の家庭科では水から卵を入れましょうと指導されます。
実は水から茹でる方法は、案外失敗しやすいものです。
沸騰してから茹で時間を計るのですが、沸騰した瞬間を逃さないためには、鍋のそばにいる必要があります。
そこで今回は、沸騰させたお湯から作るゆで卵を紹介しましょう。
ゆで卵を作る前に、卵を常温に戻しておくと卵とお湯の温度差が少なくなり、さらに失敗しにくくなります。
まず鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰させます。
沸騰したら卵を入れるのですが、ここで失敗しないポイントを2つ紹介します。
卵を鍋に入れるときの大切な1つ目のポイントは、火加減を一旦弱火にすることです。
グラグラと沸騰している鍋に卵を入れると卵がびっくりして、割れやすくなってしまいます。
気がついた時には、白身が飛び出してかき玉汁のような状態になりかねません。
卵を鍋に入れる時は、一旦弱火にすることで鍋の中のお湯が落ち着き、卵への衝撃を抑えることができます。
2つ目のポイントは、卵はやさしく静かに入れることです。
鍋の火加減を弱くしたら、やさしく静かに卵を鍋に入れます。
この時、お玉などを使ってそっと入れると卵と鍋がぶつかって卵が割れるのを防いでくれます。
卵の茹で時間
卵を茹でる時間は、黄身の茹で具合の好みによって異なりますが、一般的なゆで玉子の場合の茹で時間は12分位を目安にします。
卵を入れたら弱火のまま1~2分間茹でます。
こうすることで、急激な温度差による卵のひび割れを防ぎます。
この時、箸などを使って卵を転がすと黄身が卵の真ん中になり、仕上がりがさらにキレイになります。
弱火で1~2分間茹でたら、あとは火加減を中火にして加熱します。
鍋に卵を入れた時点から合計で12分間を計ってください。
ゆで卵を作るときは、卵全体がお湯に浸かるようにたっぷりのお湯で茹でましょう。
きっと卵も気持ちよさそうにしているはずですよ。
半熟卵がお好みの場合は、ゆで時間を短くしてお好みの堅さに調整してみましょう。
ゆで時間を6~10分くらいの間で何度か試してみて、好みの黄身の具合を探すのも良いかもしれません。
卵を茹でている時間を使って、他の料理の準備や下ごしらえができますね。
ゆで卵は、火加減と時間さえ守れば、ほったらかしでも上手に作ることができる便利な調理法です。
茹で上がった卵はすぐに冷ます
卵が茹で上がったら、すぐに流水で冷まします。
鍋の中にそのまま放置してしますと、せっかく上手にできたゆで卵の加熱が進み黄身の回りが黒ずんでしまい残念なことになってします。
茹で上がった卵は、すぐにボウルなどに移し、流水で充分冷ましてましょう。
充分冷ました卵は、水に浸したまま鍋肌などにぶつけて卵全体にヒビを入れます。
そして水の中に浸したまま、殻を剥いてみてください。
こうすることで殻と玉子の間に水が入り、びっくりするくらいキレイに簡単に殻を剥くことができます。
茹でている途中で卵が割れてしまった時の対処法
卵を鍋に入れた瞬間、残念ながら鍋の中で白身がパーッと広がった経験は、みなさんにもあるのではないでしょうか?そんな時は、あわてず騒がず、どこのご家庭にでもあるアレを入れて下さい。
そうアレとは「酢」です。
酢を入れることで、さらに白身が流出するのを防いでくれます。
酢には、タンパク質を固める働きがあります。
煮物などで煮くずれ防止に酢を少し入れる調理法がありますが、ゆで卵を作るとき殻が割れてしまった時の対処法としてもとても有効です。
タンパク質である白身を一瞬で固めてくれる優れものです。
酢を入れるタイミングは、卵の殻が割れているのに気がついたらすぐに入れましょう。
上手くいけば、白身が出てくる前に酢が良い仕事をしてくれて、何ごとも無かったかのように上手にゆで卵ができるかもしれません。
ゆで卵を上手に作ろう
上手に出来たゆで卵の殻がツルッと剥けた時、気分が良いですよね。
ポイントさえ抑えれば、ゆで卵は誰にでも失敗なく簡単に作ることができます。
ゆで卵は、ポテトサラダやタルタルソース、サラダのトッピング、麺料理のトッピングはもちろん、手軽にできるおもてなし料理も簡単に作ることができるスーパー食材です。
上手に出来たゆで卵を使った簡単おもてなし料理なんていかがですか?ゆで卵を半分にカットして、オリーブオイル少々、ドライハーブと塩をひと振りしたら、おつまみにもなる簡単おもてなしメニューの完成です。
ゆで卵を上手に作って、料理のレパートリーを増やしてみませんか
「ゆで卵を上手に作る方法とは?失敗せずにゆで卵をゆでよう」への感想コメント一覧
ゆで卵はゆでる時間により半熟にも固ゆでにもなります。
一度自分の好みになるまでの時間を計ってみましょう。
お湯が沸騰してから5分くらい箸でゆっくり動かすと真ん中に黄身があるきれいなゆで卵ができます。
とても参考になりました。いつも沸騰したまま入れたり、水の状態から入れたりしていましたが、弱火から始めて中火で仕上げたらとてもいい仕上がりになりました。
私はいつも水から作るので、この作り方は目からウロコでした。
たしかに水からだと沸騰のタイミングを気にしないといけないんですよね~。
白身の流出に酢が良いってのも初めて知りました!
今度試してみようと思います。
たかがゆで卵と思っていましたが、考えていた以上に裏技があるのですね。正直驚きました。個人的にはゆでた後ですぐに冷水で冷やすというテクニックが面白かったです。こんど実践してみようと思いました。