人は家族や兄弟であっても全く同じ考えである人を見つけるのは至難の業でしょう。
その為好きな人に出会った時は「この人が運命の人かも知れない」と思いながらも、段々と考え方や価値観の違いによりすれ違ったり、結果別れを決意したりする事もあります。
ここでは彼との別れを考えている人が判断すべき要素についてご紹介します。
別れを悩む要素は何か
まずは別れの原因を考えましょう。
喧嘩をした勢いで「もう別れるしかない」と思っている事もありますし、1つの価値観の違いを全てに当てはめて、この価値観が違えばもうやっていけないと思っている恐れもあります。
これを「問題の一般化」と呼びます。
一般化とは例えば大好きな家族、大好きな友達、大好きな彼、この3つを持っているとします。
計算式で言えば1+1+1=3になるのですが、それが大好きな彼との別れが発生した場合、3-1=2にならず、3つの要素の内1つが抜けただけで自分には何もない、3-1=0だと感じてしまう事を言います。
1つの問題がすべてに影響し、皆もそう思っているはずだと広く当てはめて考えてしまう事を指すのです。
まずは冷静になぜ彼と別れる事を悩んでいるのかを考えてみましょう。
最近彼が冷たい、彼の仕事が忙しく会える時間が無い、記念日を忘れていた、そんな小さな問題を一般化して「彼が私の事をもう好きではないはずだ」と決めつけていませんか?
或いは彼の小さな癖が気にいらないだけなのに「彼のことが好きではなくなった」と考えていないでしょうか?
小さな問題を一般化して自分で決めつける前に、本当の原因はどこにあるのかを探る事から始めましょう。
話し合いをしても解決しない事か
次に考えたい事は、別れてもまた好きなら戻ればいいという甘い考えを持っていないといいう決心も大切です。
もちろん別れた後にまた同じパートナー同士で付き合う人もいます。
しかし別れを切り出すことはゲームのリセットボタンと違い、お互いを傷つけ未来を変える恐れがある事を肝に銘じるべきです。
最悪の場合別れた後、連絡も取れなくなる場合もあるでしょう。
もちろんお互いがこの関係を修復しようがないと感じていればすんなりと別れることもできるかもしれません。
しかしお互いの納得が無ければ簡単にどちらかが一方的に別れを告げる事はできないのです。
人間関係とは2人以上いればどちらかだけが100%悪いと言うことはあまりありません。
非の割合が50%ずつと言う事もありますし、10%対90%と言う事もあるでしょう。
しかしどんな状況においてもお互いの為にできる事は沢山あったはずです。
その為何か懸念点があれば友人へ相談するよりも2人で話し合いましょう。
言わなくても気づいてほしい、言ったら傷つけるかも知れない、嫌われるかもしれないと言う考えではこの先誰と付き合っていくにしても長続きしないでしょう。
どんなに「相手は~だと思っているに違いない」と考えた所で、それは相手の想像でしかなく、本当の所は言わなければ伝わらないのです。
言いたい事、懸念点、直してほしい所は本当に伝えましたか?
お互いが譲り合い、どちらかだけが譲るという不公平な関係ではなかったでしょうか?
まず伝えたいことは必ず相手に言葉で伝え、話し合う事を意識しましょう。
違う事に興味を持ってみる
次にできる事は違う事に興味を持ってみる事です。
彼の嫌な面だけが見えてしまい、それに執着している場合があるからです。
他にやりたい事があるのに、海外旅行に行きたいのに、勉強を再開したいのに等、彼の存在が言い訳になっていませんか。
それならば彼との別れを切り出したり、距離を置いて結果として別れとなる前にやりたい事をやってみましょう。
知らない人に沢山出会う事で考え方や世界が広がり、彼の存在だけに執着しない可能性があります。
そうなれば会える時間を大切に感じたり、限られた時間の中でお互いに伝えたい事や学んだ事を共有したりと刺激になるとも考えられます。
又、特に新しい事を始める時には気を使い、慣れない環境に疲れがちです。
そうなると彼の存在がありがたく感じ、自分を理解してくれる存在である彼をやっぱり好きだと感じるかもしれません。
新しい事を始めたり興味を広げることで彼との付き合いをどうするかだけに頭を使いすぎず、新しい事を学んだり初めての人に出会う事で世界が広がる可能性もあります。
それでも彼の存在に感謝できないのであれば、お互いの為にも別れるべきかもしれません。
別れるべきか悩む時は別れたら戻れないということを念頭に置いて考えよう
彼と別れるべきか悩んでいる時の判断基準についてご紹介しました。
付き合いが長くなるにつれて嫌な面が見えてきたり、感謝できなくなることは多くの人が経験しているでしょう。
しかし一度別れてしまったらもう戻れないかもしれない事を肝に命じて今できることはお互いの為にすべてやってみることをお勧めします。
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